授業コード | 20018801 | クラス | 01 |
科目名 | 卒業論文 | 単位数 | 8 |
担当者 | 今田 純雄 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 実証的データに基づく心理学論文の作成 |
授業の概要 | 実験、調査等を通じて得られた実証的データを統計的に処理し、目次、序論、方法、結果、論議、要約(結論)、文献で構成された心理学論文の作成を指導していく。領域は,食行動科学(食心理学),動機づけ・感情心理学,文化心理学の領域内であることを原則とする。なお,オリジナリティ(独自の発想、新たな問題提起)の認められる研究であること、データの適切な統計処理をおこなっていること、研究倫理を遵守したものであることを必要条件とする。追試、パラメーターを操作した実験の場合は、序論において、そのような研究をおこなう必要性を十分に議論し、また論議においても先行研究との比較を十分に行っていることを条件とする。 |
学習の到達目標 | 提出された論文内容において60%以上の評価点を得て,かつ,プレゼンテーションをおこない,口頭試問に合格すること。 |
授業計画 | 第1回 | 個別指導を前提とする集中科目であり,下記の講義計画はモデルケースにすぎない。データ収集の実際(実験,質問紙調査など)については,個別に,随意必要な指導をおこなう。 1. 研究計画のまとめ方 |
第2回 | 2. 序・方法・結果・論議という大枠について | |
第3回 | 3. 図表の作成の意義,目的,方法について | |
第4回 | 4. 引用文献の意義,必要性,書式について | |
第5回 | 5. 題目の設定の仕方 | |
第6回 | 6. プレゼンテーションの方法と実際 | |
第7回 | 7. 文献検索の方法と実際 | |
第8回 | 8.科学論文としての文章の特徴と作成方法 | |
第9回 | 9. 心理学論文としての文章の特徴 | |
第10回 | 10. 提出予定論文の事前添削 | |
第11回 | 11. 論文書式の設定 | |
第12回 | 12. 論文作成における,履修者個別限定的な問題とその解決 | |
第13回 | 13. 論文を寝かせるという意味 | |
第14回 | 14. 論文を第三者に批判的に読んでもらうということの意味 | |
第15回 | 15. 論文を提出するということの意味 |
授業外学習の課題 | 内部および外部に設置したサーバーを用いて,E-learning課題を与える。要する時間の目安はおおむね15時間。 |
履修上の注意事項 | 履修を希望する学生は事前に担当者と十分に協議すること。未修得の単位が多い学生や卒業論文の作成に十分な時間がとれないことが危惧される学生は履修を見合わされたい。 |
成績評価の方法・基準 | 論文提出後、複数の教員からなる口頭試問および協議を経た上で、主に、論文そのものの完成度、内容から成績評価をおこなう。 |
テキスト | なし |
参考文献 | 個々の研究テーマに応じて随時示す。 |
主な関連科目 | 卒業論文(同担当者),演習III, IV(同担当者) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業担当者に直接問い合わせるか,E-mailで問い合わせること。E-mailの場合は,タイトル(Subject),発信者の氏名,学生番号のないメールについては自動的に削除されることがあるので注意すること。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) | - | 2011~2016 | 4 |