| 授業コード | 20017802 | クラス | 02 |
| 科目名 | ゼミナールⅣ | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 市川 薫 | 履修期 | 後期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 短篇小説の精読と批評論文の読解 |
| 授業の概要 | ゼミナールⅢに続いて、短篇小説の精読と批評論文の読解を柱として授業を進める。取り上げる作品はE.M.Forsterの'The Story of the Siren'とJames Joyceの'Araby'の2作品。ひとり1頁ほどをあてるので、担当者はハンドアウトを準備して解説と訳を行うこと。読了後は同作品に関する批評論文を読み、小説研究のための視座を学ぶ。ゼミナールの中心は受講生の「発表」になるので、しっかりとした準備をして授業に臨んでほしい。 |
| 学習の到達目標 | （1）丁寧な訳読によって英語の読解力を向上させる。 （2）発表によって、発表力を向上させる。 （3）小説をよむための視座を知る。 |
| 授業計画 | 第１回 | The Story of the Siren 読解演習（1）Exposition |
| 第２回 | The Story of the Siren 読解演習（2) Complication, 1st Stage | |
| 第３回 | The Story of the Siren 読解演習（3）Complication, 2nd Stage | |
| 第４回 | The Story of the Siren 読解演習（4）Complication, 3rd Stage | |
| 第５回 | The Story of the Siren 読解演習（5）Climax and Denouement | |
| 第６回 | 批評論文読解 | |
| 第７回 | The Story of the Sirenに関するレポート発表、及び意見交換会 | |
| 第８回 | Araby 読解演習（1）Exposition | |
| 第９回 | Araby 読解演習（2）Complication, 1st Stage | |
| 第１０回 | Araby 読解演習（3）Complication, 2nd Stage | |
| 第１１回 | Araby 読解演習（4）Complication, 3rd Stage | |
| 第１２回 | Araby 読解演習（5）Complication, 4th Stage | |
| 第１３回 | Araby 読解演習（6）Climax and Denouement | |
| 第１４回 | 批評論文読解 | |
| 第１５回 | Arabyに関するレポート発表、及び意見交換会 |
| 授業外学習の課題 | 予習には最低2時間必要。発表担当の場合はそれ以上が必要。レポート発表時には2000字程度の文章を用意すること。4年生として恥ずかしくない準備をすること。 |
| 履修上の注意事項 | いかなる理由があっても欠席は4回までとする。 （病気、交通機関の乱れ、冠婚葬祭等、一切の事情を含める。） もう４年生なので、細かいことは何も言わない。ただし、就職活動を理由に安易にゼミを休むことは、絶対に認めない。 ４年間の仕上げの授業でもあり、全員、しっかりとした準備をして授業に臨むこと。 |
| 成績評価の方法・基準 | 発表７０％、授業への積極的参加（発言回数、内容など）３０％。 |
| テキスト | 担当者がプリントを用意する。 |
| 参考文献 | 津久井良充・市川薫編著『＜わたし＞の境界―二〇世紀イギリス小説にみる主体の所在』、鷹書房弓プレス 津久井良充・市川薫編著『＜平和＞を探る言葉たち―二〇世紀イギリス小説にみる戦争の表象』鷹書房弓プレス 平野敬一郎『本の読み方ースロー・リーディングの実践』、『小説の読み方』いずれもPHP新書 トーマス・C・フォスター『大学教授のように小説を読む方法』、白水社。 筒井正明『本格派のための｢英文解釈」道場』、大修館。 安西徹雄著『英文翻訳術』、ちくま学芸文庫。 |
| 主な関連科目 | |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
Moodleを利用するので、有効活用してほしい。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 人文学部英語英文学科（専攻科目） | － | 2011～2016 | 4 |