授業コード | 20017702 | クラス | 02 |
科目名 | ゼミナールⅢ | 単位数 | 2 |
担当者 | 市川 薫 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 短篇小説の精読と批評論文の読解 |
授業の概要 | 短篇小説の精読と批評論文の読解を柱として授業を進める。取り上げる短篇はD.H.Lawremceの'Tickets, please'とKatherine Mansfieldの'The Garden Party'の2作品。ひとり1頁ほどをあてるので、担当者はハンドアウトを準備して解説と訳を行うこと。読了後は同作品に関する批評論文を読み、小説研究のための視座を学ぶ。ゼミナールの中心は受講生による「発表」である。英語をしっかり読むことは当然のこととして、ハンドアウトの作成についても試行錯誤を繰り返し、回を重ねるごとに良い発表になるよう心掛けること。 |
学習の到達目標 | (1)訳読によって英語の読解力を向上させる。 (2)訳文の発表によって発表力を向上させる。 (3)小説の読むための視座を知る。 |
授業計画 | 第1回 | Tickets, please 読解演習(1)Exposition |
第2回 | Tickets, please 読解演習(2)Complication, 1st half | |
第3回 | Tickets, please 読解演習(3)Complication, 2nd half | |
第4回 | Tickets, please 読解演習(4)Climax | |
第5回 | Tickets, please 読解演習(5)Denouement | |
第6回 | 批評論文読解 | |
第7回 | Tickets, pleaseをめぐるレポート発表、意見交換会 | |
第8回 | The Garden Party 精読(1)冒 Exposition | |
第9回 | The Garden Party 精読(2)Complication 1st Stage | |
第10回 | The Garden Pary 精読(3)Complication 2nd Stage | |
第11回 | The Garden Party 精読(4)Complication 3rd Stage | |
第12回 | The Garden Party 読解(5)Climax | |
第13回 | The Garden Party 読解(6)Denoument | |
第14回 | 批評論文読解 | |
第15回 | The Garden Partyをめぐるレポート発表、意見交換会 |
授業外学習の課題 | 予習には最低でも2時間必要。発表担当の場合はそれ以上必要。レポート発表の折には2000字程度の文章を用意すること。4年生として恥ずかしくない準備をすること。 |
履修上の注意事項 | 担当分について熟読し、内容報告レポートをしていただく。早めに準備をはじめ、しっかりとした報告をするよう工夫・努力をすること。 いかなる理由があっても欠席は4回までとする。 (病気、交通機関の乱れ、冠婚葬祭等、一切の事情を含める。) 就職活動だからといって安易に休むことは厳禁する。 |
成績評価の方法・基準 | 発表レポート(70パーセント)。授業への参加姿勢(積極性、発言回数及び内容など、30パーセント) |
テキスト | 担当者がプリントを用意する。 |
参考文献 | 津久井良充・市川薫編著『<わたし>の境界―二〇世紀イギリス小説にみる主体の所在』、鷹書房弓プレス 津久井良充・市川薫編著『<平和>を探る言葉たち―二〇世紀イギリス小説にみる戦争の表象』鷹書房弓プレス トーマス・C・フォスター『大学教授のように小説を読む方法』、白水社。 平野敬一郎『本の読み方ースロー・リーディングの実践』、『小説の読み方』 いずれもPHP新書 筒井正明『本格派のための「英文解釈」道場』、大修館。 安西徹雄著『英文翻訳術』、ちくま学芸文庫。 |
主な関連科目 | 英米の言語文化Ⅰ~Ⅳ、翻訳研究Ⅰ、Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
Moodleを利用するので、活用してほしい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部英語英文学科(専攻科目) | - | 2011~2016 | 4 |