授業コード 20017606 クラス 06
科目名 ゼミナールⅡ 単位数 2
担当者 針持 和郎 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 続・統語理論の基礎
(Second Step to Syntax)
授業の概要 文法の参考書を読むのとは違って,英語学・言語学の知見を取り入れながら,ライティングやリーディングがなぜ正しい / 誤っているのか,理解して納得できるための取説作りで次のような作業を行います。

・テキストやプリントを読む(日本語が中心)
・図書館等で課題の調べものをする
・レジュメを書く
・課題を巡る発表と討論をする
・その他
学習の到達目標 1. 伝統文法,生成文法の目的と手法を知る
2. 句と文の構造を知り,樹形図で表すことができる
3. 文の生成と派生のプロセスを考えることができる
授業計画 第1回 イントロダクション
文法の枠組み
第2回 時と時制
ムードとモダリティー
第3回 アスペクト
動詞のクラスと交替現象
第4回 名詞句移動
疑問詞移動

確認テスト1
第5回 関係節
There構文
第6回 分裂文とBe動詞構文
話題化構文と右方移動構文

確認テスト2
第7回 省略現象
That補文と不定詞補文
第8回 コントロール現象
動名詞と派生名詞

確認テスト3
第9回 叙述関係
Tough構文と目的節
第10回 程度表現と比較構文
名詞句の解釈

確認テスト4
第11回 代用表現
極性現象
第12回 文副詞とVP副詞
理由節・条件節・譲歩節

確認テスト5
第13回 数量詞と作用域
第14回 発話の場
後位同士と発話行為

確認テスト6
第15回 統語論と語用論
全体のまとめ
授業外学習の課題 第2週: 週末課題01
第3週: 週末課題02及び週末課題01の訂正
第4週: 週末課題03及び週末課題02の訂正
第5週: 週末課題04及び週末課題03の訂正
第6週: 週末課題05及び週末課題04の訂正
第7週: 週末課題06及び週末課題05の訂正
第8週: 週末課題07及び週末課題06の訂正
第9週: 週末課題08及び週末課題07の訂正
第10週: 週末課題09及び週末課題08の訂正
第11週: 週末課題10及び週末課題09の訂正
第12週: 週末課題11及び週末課題10の訂正
第13週: 週末課題12及び週末課題11の訂正
第14週: 週末課題13及び週末課題12の訂正
第15週: 週末課題14及び週末課題13の訂正
履修上の注意事項 1.欠席は3回まで。遅刻は1/2回の欠席として扱う。
2.下記関連科目を履修することが望ましい。
3.初回講義にこのページをプリントアウトして持参すること。

成績評価の方法・基準 レポート20%,確認テスト30%,週末課題30%,期末試験20%
テキスト 1.中村 捷、金子義明(編)(2002)『英語の主要構文』,研究社出版 ISBN 4327401293 C3080
2.教材プリント:針持 (2014) 「X-bar理論の概要」
3.教材プリント:針持 (2015) 「ミニマム英文法」

5.教材プリント:針持 (2015) 「ミニマム英文法」
参考文献 斎藤・佐藤(2000, 2014)『現代の英文法』,金星堂
立石・小泉 (2001)『文の構造:英語学モノグラフシリーズ3』,研究社出版
桑原・松山 (2001)『補文構造:英語学モノグラフシリーズ4』,研究社出版
その他,文献リストを配布します。
主な関連科目 言語学入門,英語音声学,英語研究,英語の諸相,初修外国語
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中のディスカッションの時間の他,授業外でも随時メールで打ち合わせて質問・相談の時間を設ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(専攻科目) 2011~2016 3・4