授業コード | 20016200 | クラス | |
科目名 | 言語学入門Ⅱ | 単位数 | 2 |
担当者 | 針持 和郎 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 英語の文構造 Structures of English Sentences |
授業の概要 | この授業では学校文法の観点と生成文法の観点から,まず基本文(肯定の単文)の構造を学びます。次に,基本文から派生した構造として疑問文,命令文,感嘆文,そして複文の構造を学びます。英語文の構造と対照するために,関連する日本語文の構造も取り上げます。 |
学習の到達目標 | 1. 英語文の諸相を知る。 2. 学校文法(伝統文法)と生成文法の考え方を知る。 3. 英語の文構造と日本語の文構造の主要な違いについて対照し,その違いを知る。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション,基本項目・基本述語の概観 |
第2回 | 伝統文法の統語論:述語動詞の諸相 | |
第3回 | 小テスト(1),句構造の発想(1)X-barの導入 | |
第4回 | 句構造の発想(2)屈折要素Iと補文化詞Cの導入,統語分析の基礎(1)述語動詞の項 | |
第5回 | 統語分析の基礎(2)述語動詞の付加詞 | |
第6回 | 小テスト(2),平叙文の基本構造(1)付加詞なし | |
第7回 | 平叙文の基本構造(2)付加詞あり | |
第8回 | 小テスト(3),平叙文のより詳しい分析(1)等位節 | |
第9回 | 平叙文のより詳しい分析(2)従属節 | |
第10回 | 小テスト(4),疑問文(1)Yes-No疑問文 | |
第11回 | 疑問文(2)Wh疑問文 | |
第12回 | 小テスト(5),命令文の構造(1)命令文と主語の有無 | |
第13回 | 命令文の構造(2)命令文と時制要素Tns | |
第14回 | 小テスト(6),感嘆文の構造(1)感嘆文の派生プロセス | |
第15回 | 感嘆文の構造(2)時制と否定をめぐる特筆すべき日英比較,まとめ |
授業外学習の課題 | 1.文法用語調べの週末課題提出 2.小テスト訂正提出 |
履修上の注意事項 | 1.あらかじめ指定された文法用語について調べておくこと。 2.欠席は3回まで。遅刻は1/2回の欠席として扱う。 3.初回講義にこのシラバスを印刷して持参すること。 4.「言語学入門 」を先に履修していることが望ましい。 |
成績評価の方法・基準 | 小テスト70%,ミニッツ・ペーパー15%,レポート15% |
テキスト | 未定 教材プリント |
参考文献 | 北側喜久・上山あゆみ(2004)『生成文法の考え方:英語学モノグラフシリーズ2』,研究社出版 畠山雄二(編)(2017) 『最新・理論言語学用語事典』,朝倉書店 その他,参考文献一覧を初回に配布する。 |
主な関連科目 | 言語学入門,英語研究 I ~ IV |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中のディスカッションの時間の他,授業外でも随時メールで打ち合わせて質問・相談の時間を設ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部英語英文学科(専攻科目) | - | 2011~2016 | 1・2・3・4 |