授業コード 12062526 クラス 26
科目名 ゼミナールⅡ 単位数 2
担当者 中園 宏幸 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 人工知能時代の企業経営を学習する
授業の概要  本講義では、人々の意思決定と人工知能技術について学習することにより、人工知能と分業するとはどういうことかを考えることを目的とします。この目的に従い、テキストの輪読を行います。具体的には、人工知能技術の現在における到達点とそれが産業社会に与える影響について議論します。 
 近年の人工知能技術の発展は目覚ましく、多くの産業に影響を与える可能性があります。こうした可能性は、ただの絵空事なのか、あるいは近い将来に実現されうるものなのかを冷静に判断する必要があります。本講義では、最新の人工知能技術にかかわるトピックを扱うことによって、商学部生として技術をどのように理解すべきかを学習します。そのうえで人工知能技術によって、人々の労働にどのような影響があるのかについて議論を行います。 
 本講義では、ゼミ形式のグループ学習を行います。グループ内での役割分担によって、受講者自身に組織の一員を経験していただきます。
学習の到達目標 テキストの輪読によって受講者が、人工知能技術が産業社会に与える影響について理解すること。 
受講者が人工知能技術を用いたビジネスに対して興味・関心を抱けるようになること。 
人工知能技術の革新によって、組織や仕事の変化について自分なりの考えを持てるようになること。
授業計画 第1回 オリエンテーション: 講義の進め方
第2回 チームビルディング
第3回 論理的思考の基礎: 論理的な頭の使い方と正しい鍛え方
第4回 3つの革命
第5回 人間にとって受け入れがたいこと
第6回 人間のように考えるマシンたち
第7回 ロボットの登場
第8回 まだ人間が必要とされるのは
第9回 マシンの犠牲者たち
第10回 プラットフォームを巡るスマートな戦略
第11回 なぜプラットフォームは栄えるのか
第12回 そのビジネスにチャンスはあるか
第13回 専門家はなぜ役に立たないのか
第14回 レポートの執筆
第15回 総括
授業外学習の課題 レジュメ作成が求められる
履修上の注意事項 講演を行う可能性がある。その際には、講義計画が多少変更する可能性がある。
本講義では、Google Classroomを用いて資料管理を行う。
成績評価の方法・基準 報告・討論(50%)、レポート(50%)
テキスト アンドリューマカフィー・エリックブリニョルフソン(2018)『プラットフォームの経済学』日経BP。
参考文献 山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方教室』新曜社。
戸田山和久(2012)『新版 論文の教室』NHK出版。
主な関連科目 経営戦略論、経営組織論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義終了後に対応。
オフィスアワーについては、初回講義時にお知らせする。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部経営学科(D群) 2011~2016 2・3・4
商学部経営学科(F群) FCBA26021 2017~2019 2・3・4