授業コード 11063204 クラス 04
科目名 ゼミナールⅢ 単位数 2
担当者 川本 明人 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 円相場と金融機関 Understanding exchange rate of Yen and financial institutions
授業の概要 2年次で学んだ金融の知識を生かしながら。さらに各種金融機関を広く学び、また円相場の動きの予測を通じて相場変動を知る。PCによるデータ処理と発表を中心に授業を進める。金融機関に関しては、証券会社、生命保険会社、損害保険会社、クレジット会社などの経営状況と競争関係を調べる。また、円相場に関しては、アメリカやヨーロッパの経済・通貨問題が円相場に与える影響、さらにアベノミクスによる金融緩和と円相場の関係等をグループで調べ、円相場の予想を立て発表する。日経学生対抗円ダービーに参加する予定。
学習の到達目標 金融機関の代表である銀行、証券会社、保険会社について、特徴が説明できる。
円相場の動きを日本経済や世界経済と関係づけて説明できる。
授業計画 第1回 ゼミ学習のためのガイダンス
第2回 日本の登録金融機関を知る
第3回 資金循環表の解読
第4回 日銀時系列データの活用
第5回 円相場予測のためのデータ調査
第6回 学生対抗円ダービー第1回目円相場予想ーグループディスカッションー
第7回 学生対抗円ダービー第1回目円相場予想ーグループ発表および登録ー
第8回 日本の金融機関グループ発表(1)大手証券会社
第9回 日本の金融機関グループ発表(2)ネット証券会社
第10回 学生対抗円ダービー第2回目円相場予測とその根拠ーグループディスカッションー
第11回 学生対抗円ダービー第2回目円相場予測とその根拠ーグループ発表および登録ー
第12回 日本の金融機関グループ発表(3)生命保険会社
第13回 日本の金融機関グループ発表(4)損害保険会社
第14回 日本の金融機関グループ発表(5)クレジット会社
第15回 日本の金融機関の総括
授業外学習の課題 グループ単位で調べるテーマや課題を個々に割り振り、それをゼミで発表し、さらに疑問点や研究すべき論点を確認するという繰り返しで行います。従って、与えられた課題に関して、授業時間以外で調査し、まとめる十分な時間が必要となります。授業外で行う学習内容については、その都度指示します。
履修上の注意事項 積極的に学びながら、プレゼン能力向上などを目指してもらいたいと思います。そのため、授業に積極的に関わり、疑問に思ったことや意見をしっかり発言すること。また、与えられた課題について、図書館、各種資料、インターネットなどを多角的に活用すること。

成績評価の方法・基準 授業への取り組み姿勢(60%)、課題提出(30%)、まとめのレポート(10%)によって総合的に評価する。
テキスト 定めない。適宜プリントを配布する予定。
参考文献 川本明人『外国為替・国際金融入門<第2版>』中央経済社、2018年
全銀協『図説 わが国の銀行』財経詳報社、2013年
その他はその都度紹介する。
主な関連科目 外国為替論、国際金融論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ゼミの時間中はもちろん、メール等で連絡があれば、時間を設定して研究室等で応じます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(D群) 2011~2016 3・4
商学部商学科(F群) FCBS36031 2017~2017 3・4