授業コード | 11063203 | クラス | 03 |
科目名 | ゼミナールⅢ | 単位数 | 2 |
担当者 | 川原 直毅 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 新商品開発とマーケティング・リサーチの重要性(New Product Development and Learning of Importance in Marketing Research) |
授業の概要 | ゼミナールⅢでは、ゼミⅠ・Ⅱで学んだことを実践に移します。 今年度はパン、ケーキの新商品開発を行います。ゼミ生各自が提案し、リアル店舗でこれが可能であるか、経営者(パティシエ)から直接指導を受けます。 新商品のアイデアの創出、企画、市場調査、競合商品、価格、消費者志向、トレンドまで様々な分析を行います。 新商品開発の進め方については、レクチャーしますが、売れるためのモノづくりであることを真剣に考えてゼミに臨むことが絶対条件です。そのため、ゼミ生各自が進んで発言し、何度もKJ法、ブレーンストーミング、ディベートによってグループで取りまとめの作業を行います。 ゼミ担当者は、これまで多くの新商品開発に従事しており、現在も広島市内企業、東広島市の企業のオファーを受けて実際に企画から販路拡大まで直接的にアドバイスしています。 |
学習の到達目標 | マーケティング・リサーチの実際とシミュレーション体験、企画書の作成ができる。 個別テーマに向けて指導しますのでゼミ生各自の問題意識を具現化できます。 新商品開発、アイデアの創出の仕方から実際の企業へのプレゼンテーションをします。 様々なマーケティング・リサーチの手法が学べ、ゼミ生各自の視野が広がります。 |
授業計画 | 第1回 | グループ演習のためのテーマの設定(リサーチ・テーマの設定とディスカッション)(1) 新商品開発のための基礎知識 |
第2回 | リサーチ・テーマの設定(KJ法、ディベートによるグループディスカッション)(2) 新商品開発のアプローチ |
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第3回 | ㈱モンテドールの新商品開発に向けて ~プロのパティシエから学ぶケーキの新商品開発~ |
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第4回 | 商品企画の進め方 ~新商品開発の手順作成~ |
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第5回 | ㈱モンテドールの新商品開発に向けて ~プロのパティシエから学ぶパンの新商品開発 |
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第6回 | ティスティングと新商品開発の具体的な進め方 | |
第7回 | グループ演習(1) ~新商品開発の試作のための市場分析~ |
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第8回 | グループ演習(2) 新商品開発の試作に向けたスクリーニング |
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第9回 | グループ演習(3) ターゲットの絞り込みと顧客ニーズの把握 |
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第10回 | グループ演習(4) 試作品のアイデア出しとリサーチ結果の取りまとめ |
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第11回 | グループ演習(5) 試作品の原案とプレゼン資料の準備 |
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第12回 | グループ演習(6) 試作品原案のブラッシュアップ |
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第13回 | グループ演習(7) ゼミ内プレゼンによるディベート |
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第14回 | グループ演習(8) ㈱モンテドール・杉田社長へのプレゼン~ケーキ~ |
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第15回 | グループ演習(9) ㈱モンテドール・杉田社長へのプレゼン~パン~ |
授業外学習の課題 | ゼミ生各自が疑問に思ったこと、普段から何故、どうして、と言った疑問点を明確にするため、様々なデータ、既存統計データ、インターネットなどを駆使してテーマに沿って基礎となる情報収集を行います。そのため、ゼミ生各自が常に問題意識を持ってゼミに臨まなければなりません。従って、情報収集のために新聞、文献、各種データの検索などが必要となります。 そのため、予習と復習する時間が必要となります。毎回、最低でも90分くらいの時間を当てることを習慣づけましょう。 |
履修上の注意事項 | マーケティング・リサーチを実践します。PBL型のゼミですから、ゼミ生各自が自主性を持ち、積極的に参加することが何よりも大切です。ゼミでは常に自分自身の問題意識を明確にし、自分が何をするのか、したいのかを決めなければ前に進みません。ゼミでは何事にも真剣に真面目に取り組んで下さい。 無断欠席は認めません。自主性、協調性が求められます。また、データは常に客観性が要求されます。普段の生活の中でも自分のアンテナを張り巡らし、興味・関心のあることはどんどん取り入れて下さい。 ゼミ中のスマホの操作は一切禁止します。 |
成績評価の方法・基準 | ゼミⅢでは、役割分担による勉強の達成度及び責任感、リサーチに対する自主的な取り組み姿勢などを考慮し、授業への取り組み60%、レポート・報告書40%によって総合的に評価する。5回以上の欠席は評価の対象としない。 |
テキスト | シラバスに沿ってレジュメを配布します。 必要な資料、データはプリントして配布します。 |
参考文献 | 青木幸弘(2009)『マーケティングを学ぶ』中央経済社 石井栄造(2001)『図解でわかるマーケティング・リサーチ』日本能率協会 |
主な関連科目 | マーケティング・リサーチ、ブランド戦略、流通論、小売形態論、地域商業論 マーケティング論 企業診断 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.ゼミ時間内に毎回、質問があるか否か尋ねます。 2.ゼミ時間外では、研究室でも構いません。気軽に来て下さい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(D群) | - | 2011~2016 | 3・4 |
商学部商学科(F群) | FCBS36031 | 2017~2017 | 3・4 |