授業コード 11063107 クラス 07
科目名 ゼミナールⅡ 単位数 2
担当者 橘 洋介 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ゼミナールⅡ
授業の概要 交通はみなさんの身の回りに当たり前のようにあって、しかもその存在を特に意識することもないほどの存在です。ということは、裏を返せば日常のあらゆる場面に交通は入り込んでいるということです。社会活動をする上で、移動と無縁な日は一日たりとも無いと言っても過言ではないでしょう。それゆえ、交通を切り口として社会を眺めてみることも、私たちの社会をより深く知る上で有意義なことといえるでしょう。そこでこのゼミでは、以下の3つのことを行ってもらいます。

①経済学、交通論のテキストの輪読
②テーマごとのグループワーク
③個人研究と卒業論文執筆

このゼミナールⅡでは主に①の経済学(ゲーム理論とゲーム応用)のテキストの輪読と②のテーマごとのグループワークを行います。また後半5回には、フィールドワークを計画しています。
学習の到達目標 非協力・協力ゲーム理論の基礎と、応用分野の基礎的内容を理解する。
与えられた課題に対して、協力者と共に適切な解決方法を探し、それを分かりやすく報告できるようになる。
授業計画 第1回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告①不確実性
グループワーク報告:グループ1
第2回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告②戦略型ゲームの表現
グループワーク報告:グループ2
第3回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告③戦略型ゲームとナッシュ均衡
グループワーク報告:グループ3
第4回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告④純粋戦略と混合戦略
グループワーク報告:グループ4
第5回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告⑤ナッシュ均衡の存在
グループワーク報告:グループ5
第6回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告⑥展開型ゲームの表現
グループワーク報告:グループ1
第7回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告⑦展開型ゲームの戦略(行動戦略)
グループワーク報告:グループ2
第8回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告⑧展開型ゲームの戦略(混合戦略)
グループワーク報告:グループ3
第9回 ゲーム理論のテキストについての各人の報告⑨ナッシュ均衡の絞り込み
グループワーク報告:グループ4
第10回 交通論のテキストの輪読:生活と経済を支える交通
グループワーク報告:グループ5
第11回 交通論のテキストの輪読:旅客交通
フィールドワーク報告①(第1グループ)
第12回 交通論のテキストの輪読:物流
フィールドワーク報告②(第2グループ)
第13回 交通論のテキストの輪読:交通経済のエッセンス
フィールドワーク報告③(第3グループ)
第14回 交通論のテキストの輪読:交通の特徴
フィールドワーク報告④(第4グループ)
第15回 交通論のテキストの輪読:交通手段の選択と犠牲量モデル交通需要予測
フィールドワーク報告⑤(第5グループ)
授業外学習の課題 きちんと予習しましょう。特に報告者は十分理解してから報告しましょう。「付け焼き刃はなまり易い」のとおり、不勉強はすぐに露見します。
履修上の注意事項 ゼミナールは参加者同士で作り上げていくものです。したがって、理由なく欠席した場合は参加の意思なしとみなします。また、他人からコメントをもらうだけで、自分は他人にコメントしないことも参加の意思なしとみなします。

成績評価の方法・基準 ゼミへの参加姿勢および各人の報告内容によって評価します。報告内容を100%として、無断欠席や一度も発言しない場合は減点とします。
テキスト 初回に案内します。
参考文献 『入門 ゲーム理論―戦略的思考の科学』佐々木宏夫
主な関連科目 交通概論、国際交通論、現代経済入門Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ゼミナール後、もしくは事前にアポイントをとってもらえれば随時対応します。メールアドレスはゼミの初回時にお伝えします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(D群) 2011~2016 2・3・4
商学部商学科(F群) FCBS26021 2017~2019 2・3・4