授業コード 11021300 クラス
科目名 証券市場論Ⅱ 単位数 2
担当者 仲村 靖 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 証券市場論Ⅱ Theory of Securities Market Ⅱ
授業の概要  証券市場論Ⅰの内容を踏まえ、証券取引に伴う様々なリスクをコントロールする手法について解説します。
学習の到達目標  証券取引に伴うリスクのコントロール手法に関する基本的な知識が習得できる。
授業計画 第1回 現代投資理論の展開①
 2パラメータ・アプローチから始まる現代ポートフォリオ理論の解説を行い、証券の持つリスクの内容について考察する。
第2回 現代投資理論の展開②
 株式投資のリスクとリターン
第3回 現代投資理論の展開③
 ポートフォリオのリスクとリターン
第4回 現代投資理論の展開④
 ポートフォリオのリスク軽減効果
第5回 現代投資理論の展開⑤
 無リスク資産の導入と分離定理
第6回 CAPMとポートフォリオの評価
 CAPMとポートフォリオの評価について解説する。
第7回 金融派生商品の種類と機能①
 デリバティブ(金融派生商品)登場の背景・機能等について解説する。
第8回 金融派生商品の種類と機能②
 オプション取引の基本的仕組みについて解説する。
第9回 金融派生商品の種類と機能③
 オプション取引の機能等について解説する。
第10回 金融派生商品の種類と機能④
 先物取引の基本的仕組みについて解説する。
第11回 金融派生商品の種類と機能⑤
 先物取引の機能等について解説する。
第12回 金融派生商品の種類と機能⑥
 スワップ取引の仕組み・機能等について解説する。
第13回 金融の証券化①
 金融資産の証券化について解説し、「新しい有価証券」の意味について考察する。
第14回 金融の証券化②
 金融資産の証券化におけるリスク・コントロールの仕組みについて解説する。
第15回 金融の証券化③
 金融資産の証券化について解説し、「仕組み金融」の意味について考察する。
授業外学習の課題  講義は体系的に行われます。既に学習した内容を前提として講義が展開されていきますので、分からなかった事柄は、質問するなり自分で調べるなりして、積み残したままにしないようにしましょう。受講前に前回までのノートを復習しておくと、講義の理解がスムーズになるでしょう。
履修上の注意事項 関連科目を履修している方が理解が深まると思います。また、ニュースになった金融・証券関係の出来事をその都度解説しますので、新聞等を読む習慣をつけておきましょう。
また、計算問題を解いてもらいますので、電卓などを持参してください(スマートフォンにプリインストールされている計算機アプリでも大丈夫です)。
授業中の私語やスマートフォンの私用操作は,授業への取り組みを妨げるので厳禁です。
成績評価の方法・基準 小テスト20%、学年末試験80%で評価します。
常に出席して講義を良く聴いていないと、単位取得は難しいと思います。
テキスト ナシ。必要な資料等はプリントして配布する。
参考文献 野村證券投資情報部編『証券投資の基礎』丸善 2002年
氏家純一編『日本の証券市場』東洋経済新聞社 2002年
広島修道大学商学部国際商学科編
 『はじめての国際商学』フタバ図書 2004年 第14章
主な関連科目 証券市場論Ⅰ、金融システム論・金融政策論、外国為替論・国際金融論、経営財務論Ⅰ・Ⅱ、ファイナンス論Ⅰ・Ⅱ、C群特殊講義(証券投資とライフプランニング)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①まず、授業中に質問してください。
②授業中が難ければ、授業終了後に質問してください。
③これも難しい場合は、アポイントメントを取ってください。時間を調整します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(C群) 2011~2016 3・4
商学部商学科(C1群) FCBS33111 2017~2017 3・4
商学部経営学科(C群) 2011~2016 3・4
商学部経営学科(C3群) FCBA33307 2017~2017 3・4