授業コード 11005608 クラス 08
科目名 簿記原理Ⅰ 単位数 2
担当者 玉繁 克明 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 複式簿記の基本原理を学ぶ Principle of Bookkeeping Ⅰ
授業の概要  授業では,複式簿記の基本原理や会計基準について学習し,簿記の理論とビジネスの実務を照らし合わせながら思考することで,高等学校,教科「商業」の簿記や財務会計で学習した内容の知識の定着と理解の深化を目的として行う。
 また,簿記・会計に関する理解を深めるために,経済事象の記事等を活用し,簿記・会計に関する理論や複式簿記の仕訳と関連付けて学習することなどを通して,簿記・会計の魅力を再確認できるように授業を進めていく。
学習の到達目標 (1)簿記と会計の関連性について理解するとともに,その基礎的・基本的な知識と技術を身に付けることができる。
(2)簿記・会計に関する理論とビジネスの実務を照らし合わせながら思考することで,複式簿記の理解を深めることができる。
(3)経済事象を簿記・会計の視点から読み解くとともに,その内容を他者に伝えることができる。
授業計画 第1回 簿記の基礎(簿記と会計の関連性)
第2回 簿記一巡の手続き①(日々の手続)
第3回 簿記一巡の手続き②(決算の手続)
第4回 商品売買取引の処理方法(分記法,三分法,売上原価対立法)
第5回 債券・債務の記帳①(売掛金・買掛金と未収金・未払金)
第6回 債券・債務の記帳②(受取手形・支払手形と手形貸付金・手形借入金)
第7回 有価証券に関する取引の記帳①(株式や債券の購入や売却)
第8回 有価証券に関する取引の記帳②(保有目的による分類)
第9回 固定資産に関する取引の記帳と減価償却の処理方法(定額法と定率法など)
第10回 収益・費用の繰延べと見越し
第11回 決算整理と決算整理後残高試算表
第12回 精算表の作成
第13回 貸借対照表の作成
第14回 損益計算書の作成
第15回 証ひょうと伝票
授業外学習の課題 この授業は,予習・復習ともに各1時間の自宅学習を前提として行う。授業内では,理論の勉強を中心として行うため,問題演習については,各自で時間を確保して取り組むこと。また,不定期に小テストを行うことがあるので,よく復習をしておくこと。
履修上の注意事項 ・このクラスは,商業科出身者を対象としたクラスであるため,高等学校ですでに複式簿記の基本原理を学習していることを前提として授業を行う。
・授業には電卓を必ず持参すること。
成績評価の方法・基準 定期試験70%,講義内容における小テストや提出物(不定期に行う)30%を目安に総合的に評価する。
テキスト なし
講義に必要な練習問題等は,その都度配付する。
参考文献 TAC簿記検定講座『合格テキスト日商簿記3級 Ver.10』TAC出版
TAC簿記検定講座『合格テキスト日商簿記2級(商業簿記) Ver.12』TAC出版
主な関連科目 なし
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
基本的に,授業終了時に直接担当教員に質問すること。授業内で出てきた質問や相談は,時間を取り,クラス全体のものとして共有する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(A群) 2011~2016 1
商学部商学科(A2群) FCBS11201 2017~2019 1
商学部経営学科(A群) 2011~2016 1
商学部経営学科(A2群) FCBA11201 2017~2019 1