授業コード 10030100 クラス
科目名 マーケティング・マネジメントⅡ 単位数 2
担当者 松尾 洋治 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 環境の変化とマーケティングの対応
授業の概要 近年、企業を取り巻く様々な環境が変化しており、企業はマーケティングを実施するためにその変化に対応していかなければならなくなっています。例えば、製造業者は低価格主体の製造小売(SPA)やプライベート・ブランド(PB)への対応を迫られており、サービス業においては人材確保・活用を含めた雇用対策や雇用環境の整備が急務とされています(その他にも経済のグローバル化や環境問題など枚挙に暇がありません)。この授業では、われわれの身の回りで生じているこれらの諸問題について考え、学びます。
学習の到達目標 企業のマーケティングが直面している諸問題や今日的状況について理解できるようになることが目標です。
授業計画 第1回 授業の概要と受講マナーの説明
第2回 製造と小売の関係の変化(1):SPA(製造小売)の台頭とユニクロ
第3回 製造と小売の関係の変化(2):PB(プライベートブランド)の動向
第4回 製造と小売の関係の変化(3):PBの特徴と巧妙な販売法について
第5回 製造と小売の関係の変化(4):近年のPBの品質向上について
第6回 サービス・マーケティング(1):サービスとは何か、サービス業やサービスの特性
第7回 サービス・マーケティング(2):真実の瞬間とサービス品質
第8回 サービス・マーケティング(3):真実の瞬間に関するケース紹介(グランドハイアットのコンシェルジュの仕事)
第9回 サービス・マーケティング(4):サービスと顧客満足(CS)
第10回 サービス・マーケティング(5):インターナル・マーケティングと従業員満足(ES)
第11回 サービス・マーケティング(6):従業員満足(ES)のケース紹介(メガネ21)
第12回 サービス・マーケティング(7):エンパワメント
第13回 サービス・マーケティング(8):エンパワメントのケース紹介(リッツ・カールトン大阪)
第14回 サービス・マーケティング(9):サービス・プロフィット・チェーン(SPC)
第15回 授業のまとめ
授業外学習の課題 授業の前に、前回の講義レジュメに一通り目を通しておくことが望ましいです。授業後については、授業で配布する講義レジュメの最終ページにその日に学習した「キーワード」が記載されています。そのキーワードの意味や内容は何か、授業のポイントは何であったかを誰かに理解してもらえるように、論理的に表現できるかを確認しながら復習すると良いでしょう。
履修上の注意事項 授業を受ける学生には必ず守ってもらいたい重要なルールがあります。それは「私語厳禁」です。授業を真面目に聞きたい学生にとって私語は迷惑極まりない行為です。静穏な学習環境の確保という観点から、授業中の私語に関しては細かく、厳しく口頭で注意します。
成績評価の方法・基準 定期試験50%、中間試験30%・受講態度20%を目安に総合的に評価します。

*中間試験に関しては、受講者数が多く隣の座席との間隔が確保できない場合は不正行為抑止の観点から実施を取りやめることがありますので予めご了承ください。
テキスト とくに使用しません。授業当日にレジュメを配布(または事前にネット上で配布)します。
参考文献 近藤隆雄(1999)『サービス・マーケティング』生産性出版。
主な関連科目 ブランド戦略、サービス・ビジネス
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業内容に関する質問・相談は授業後に受け付けます。オフィスアワーを設けておりますので、その時間に研究室に来て頂いても結構です。オフィスアワーの曜日・時間帯については授業でお伝えします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B2群) FCBS22202 2017~2019 2・3・4
商学部経営学科(B1群) FCBA22116 2017~2019 2・3・4