授業コード 10029600 クラス
科目名 C群特殊講義(経営分析論演習Ⅱ) 単位数 2
担当者 政岡 孝宏 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 融資の視点からの業種別の財務諸表の読み方(Financial Statement Analysis WorkshopⅡ)
授業の概要 財務諸表の分析能力は社会人に必須の能力の一つです。従業員という視点で考えるならば、財務諸表の分析能力は、自社の状況や取引先の安全性に関する状況に関する客観的な手掛かりを得る重要な手段になります。経営者の視点で考えるならば、自社の問題点や今後の方向性を考えていく上で欠かせない能力といえるでしょう。金融機関にとっても然りです。
この授業では、日ごろはあまり触れることのない専門的な財務諸表分析である融資の視点からの財務諸表分析について実践的に学ぶ授業です。業種別の企業分析のポイントなども具体的に指摘していきます。そのほか、企業の良し悪しを総合的に判断するための特別な企業分析方法についても学びます。
金融機関に就職を考えている学生さんはもちろん、起業を考えている学生さんについても、融資を得るためにどういった点に気を付けなければならないかという点を知っておくことはとても重要です。また、一般企業に就職を考える学生さんについても、業種別の企業分析の手法を知っておくと収書活動や転職活動時に有利になるでしょう。
なお、授業計画は、授業の進度によって若干変更する場合があります。
学習の到達目標 融資の視点からの財務諸表分析、業種別の財務諸表分析に関する知識・技術を定着させること
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 融資の視点から見た決算書の読み方(1)A業
第3回 融資の視点から見た決算書の読み方(2)B業
第4回 融資の視点から見た決算書の読み方(3)C業
第5回 企業の総合力の判定
第6回 融資の視点から見た決算書の読み方(4)D業
第7回 融資の視点から見た決算書の読み方(5)E業
第8回 融資の視点から見た決算書の読み方(6)F業
第9回 融資の視点から見た決算書の読み方(7)G業
第10回 融資の視点から見た決算書の読み方(8)H業
第11回 融資の視点から見た決算書の読み方(9)I業
第12回 企業分析報告 (1)○○社
第13回 企業分析報告(2)△△社
第14回 企業分析報告(3)□□社
第15回 企業分析報告(4)××社
授業外学習の課題 会社を分析する際には、現実社会の動きを知ることが重要です。新聞等での情報収集を怠らないようにして下さい。また、演習という講義の性質上、時間外の発表資料作成が必須になります。「履修上の注意事項」も参照して下さい。
履修上の注意事項 この授業は、最低限の会計の知識、特に財務諸表分析に関する知識があるという前提で、各自が分析・発表を担当する演習形式で行います。そのため、経営分析論ⅠおよびⅡが既修であること、または並行履修を強く推奨します。また、PC教室を使用し、Google Classroomを利用した資料配付・課題提出を行ってもらいます。大学のPC機器を利用するためのアカウントの取得等を忘れないでください。
演習形式ですので、発表者はもちろん、参加者も入念な事前準備を怠らないようにして下さい。また、授業の性質上、無遅刻・無欠席を厳守して下さい。
なお、履修人数に制限を設ける場合があります。1回目の授業には必ず参加して下さい。
成績評価の方法・基準 発表内容50%、平常点50%で評価します。
テキスト 授業中に適宜紹介します。
参考文献 授業中に適宜紹介します。
主な関連科目 経営分析論Ⅰ・Ⅱ。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の開始前後、あるいはメールにて質問を受け付けます。なお、水曜日の13時~14時をオフィス・アワー(研究室)としています。必ず3号館1階受付で在室確認の上、訪問するようにしてください。出張・委員会等で不在の場合もあるので、メール等での事前連絡が望ましいです。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(C群) 2011~2016 3・4
商学部経営学科(C群) 2011~2016 3・4