授業コード 10028500 クラス
科目名 C群特殊講義(職業選択と自己実現) 単位数 2
担当者 山本 和史 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 自律的なキャリア開発の養成に向けて
授業の概要 本講義では、職業選択とキャリアの自己実現を考察するために
理論と実学の両面を学ぶ機会を5点設けています。

①21世紀のキャリアの環境やキャリアのポイント等を考察します。
②ジェネリックスキルの測定(⇒自己分析:自己理解力を高めます)。
③社会人として必要とされるスキルを学びます。
④ゲストスピーカーによる講話(未来のキャリアを考えます)。
⑤企業研究(2社)行い、グループ単位で資料を作成し発表します。

・講義は事前課題(予習)をもとに、グループ単位で議論及び発表を行い
 自律力を高めます。
・第1回目の授業では、今までの大学生活と就職活動に関するアンケートを
 行い大学生活を振返ります。
・政治、経済、グローバル、企業、就職の領域の情報を授業で共有します。

3年生は、就職活動及びワークキャリアについて考察します。
4年生は社会人として肝要される行動や思考を考察します。
学習の到達目標 ・講義、企業研究、外部のゲストスピーカー等から学んだことを
 自身の職業選択及び大学卒業後のキャリア(人生)に活かし
 自律的にキャリア開発できるようになること。
授業計画 第1回 オリエンテーション
・授業の概要説明、評価について、キャリアの定義の確認。
・大学生活等に関するアンケートの実施他。
第2回 社会人講話(1)
・ゲストスピーカーによる講話。
・今後のキャリア(人生)を考察する。
第3回 働き方の未来を予測する
・「課題①」について予習をし、
 予習の内容についてグループで議論を行い発表する。
・企業研究の進め方について。
第4回 キャリア環境について
・「課題②」について予習をし、
 予習の内容についてグループで議論を行い発表する。
・研究対象企業を決定し議論を進める。
第5回 キャリアのポイント(1)
・「課題③」について予習をし、
 予習の内容についてグループで議論を行い発表する。
・企業研究について考察、議論、作成を行う。
第6回 自己分析と自己認知(1)
・リテラシースキルの測定。
第7回 自己分析と自己認知(2)
・コンピテンシースキルの測定。
キャリアのポイント(2)
・「課題④」について予習をし、
 予習の内容についてグループで議論を行い発表する。
第8回 業界及び企業研究会の実施
・企業の採用担当者から直接業界及び企業説明を受け企業研究を行う。
第9回 企業研究(1)
・企業研究の情報を議論し資料を作成する。
第10回 企業研究(2)
・企業研究の情報を議論し資料を作成する。
第11回 ・企業研究発表大会(1)
第12回 ・企業研究発表大会(2)
第13回 社会人講話(2)
・ゲストスピーカーによる講話。
・今後のキャリア(人生)を考察する。
第14回 自己認知と自己開発
・リテラシースキルとコンピテンシースキルの診断結果の報告。
・自己の価値観を発見(自己分析)し仕事観を考察する。
第15回 総括(キャリアビジョン、就活論)
・自己分析と自己開発
授業外学習の課題 ・企業研究を実施します(1~2時間)
・複数のホームワークが必要(履修上の注意事項参照)
  *1点の課題につき1~2時間
履修上の注意事項 ・履修制限を設けています。
・グループで企業研究を行うため能動的な履修姿勢が必要です。
・ホームワーク(予習)を行ってもらいます。
 ①参考図書及び配布資料等の読込み。 
 *参考図書及び配布資料については、タイムリーな話題や情報をベースにする
  ため、当初予定している資料を見直すことがあります。
 ②予習シート作成、提出。
 ③新聞及びWeb等から政治・経済・グローバル・企業・就職の領域を中心に情報を
  入手し、情報共有を行います。
・企業研究を2社実施。1社については、企業の採用担当者から直接企業や
 業界の説明を受け、企業研究を行います。
・履修者数に応じて、授業の進め方を見直し変更することがあります。
・当該学部生の受講状況をみて他学部履修が制限されることがあります。
成績評価の方法・基準 ・企業研究含め講義への積極的な態度(出席、予習シートの提出、発表等)⇒60%
・課題レポート提出2点⇒40%
テキスト テキストは指定しません。
必要な資料は適宜授業で配布。
参考文献 高橋俊介『21世紀のキャリア論』東洋新聞経済社 2012年
高橋俊介『自分らしい働き方キャリアのつくり方』PHP研究所2009年
阿部正浩他編『キャリアのみかた』有斐閣 2011年
濱口桂一郎『若者と労働』中央公論新社 2013年
主な関連科目 「大学生活とキャリア形成」「長期インターンシップA」「長期インターンシップB」
「長期インターンシップ事前・事後指導」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、授業終了時に受け付けます。また、オフィスアワー(火曜日・5時限)を利用して、研究室に質問・相談に来て下さい(ただし、会議や出張などで不在の場合もあるので、メール等での事前連絡が望ましい)。それ以外の日時でも、メール等で事前に問い合わせをもらえれば、時間調整して対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(C群) 2011~2016 3・4
商学部経営学科(C群) 2011~2016 3・4