授業コード 10023400 クラス
科目名 国際会計入門 単位数 2
担当者 中田 清 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際会計基準(IFRS)を理解する
授業の概要 企業活動のグローバル化と証券金融市場の発展・グローバル化により、国際会計基準(IFRS)の重要性が増してきました。わが国では、2007年からIFRSとの差異の解消を図るコンバージェンス(収斂化)が進められてきています。アドプション(採用)が検討されたこともあります。
本授業では、まずIFRSの生成・展開と特徴、IFRSへのわが国の対応を学習します。その後いくつかの個別の国際会計基準を取り上げ、その内容を吟味します。
なお、毎時間プリントを配布します。
学習の到達目標 1.会計基準の国際的統一化の必要性が理解できる。
2,国際会計基準の特徴が理解できる。
授業計画 第1回 はじめに-国際会計基準の必要性
第2回 会計と会計基準
第3回 日本の会計基準
第4回 アメリカの会計基準
第5回 国際会計基準概説①(国際会計基準の生成と展開)
第6回 国際会計基準概説②(国際会計基準の基礎知識)
第7回 概念フレームワーク①(概念フレームワークの必要性)
第8回 概念フレームワーク②(IASBの概念フレームワーク)
第9回 IAS第1号「財務諸表の表示」
第10回 IAS第2号「棚卸資産」
第11回 IAS第16号「有形固定資産」
第12回 IAS第38号「無形資産」
第13回 IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」
第14回 IAS第17号「リース」
第15回 まとめ
授業外学習の課題 ① 課題は翌週の授業開始時に提出すること。
② 毎時間配布するプリントに、「次回のための準備」として、予習すべきことを明示するので、予習を行うこと。
③ 配付プリントはファイリングして毎時間持参すること。
履修上の注意事項 ・簿記・会計に関する基礎的知識が必要である。特に2年次前期の「会計学原理Ⅰ」「中級簿記Ⅰ」を履修済であること。また、後期の「会計学原理Ⅱ」「中級簿記Ⅱ」を履修すること。
・電卓を持参すること。

【この科目は、グローバルコース対象科目(2014年度以降生)にもなっています。※ただし、一部の学部・学科では配当されていない場合があります。】
成績評価の方法・基準 定期試験(70%)、受講態度および課題提出(30%)を目安にを総合的に評価する。
テキスト 池田健一著『IFRS対応 はじめて学ぶ国際会計論』2018年、同文舘出版。。
参考文献 ・橋本尚、山田善隆著『IFRS会計学 基本テキスト(第6版)』2018年、中央経済社。
・平松一夫監修『IFRS国際会計基準の基礎(第5版)』2018年、中央経済社。
・桜井久勝編著『テキスト国際会計基準(新訂版)』2018年、白桃書房。
主な関連科目 会計学原理Ⅰ、会計学原理Ⅱ。簿記原理Ⅰ、簿記原理Ⅱ。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後または月曜日4時限のオフィス・アワーに対応します。
URLリンク 国際会計基準審議会(IASB)
URLリンク 企業会計基準委員会
URLリンク 日本公認会計士協会

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B群) 2011~2016 2・3・4
商学部商学科(B3群) FCBS22319 2017~2019 2・3・4
商学部経営学科(B群) 2011~2016 2・3・4
商学部経営学科(B2群) FCBA22203 2017~2019 2・3・4