授業コード | 10015700 | クラス | |
科目名 | 生産管理論 | 単位数 | 2 |
担当者 | 岡田 斎 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 生産管理論(production management) |
授業の概要 | 生産管理論は、「もの造りの経営学」という視角から講義を行う。わが国は、貿易立国として「もの造り」で世界に貢献してきた。今後ももの造りを通じて世界に貢献するという基本的な構造は変わることがないと思われる。一方、最近のICTの急激な進歩は、従前のもの造りの概念を根本的に変える可能性を秘めている。現代は、Internet of Things(IoT)や3Dプリンタという言葉に代表される、もの造りにおける第4次産業革命の時代が開こうとしている。本講では、日本のもの造りの歴史、最新の動向をふまえて、もの造りにおける様々な構成要素ごとに詳しく解説する。さらに、もの造りに関係が深い地球環境問題、企業の社会的責任(CSR)、および企業不祥についても解説を行う。事講義は、パワーポイントを使って行う。 |
学習の到達目標 | 新聞やビジネス雑誌における「もの造り」関連記事を理解できることを到達目標とする。「もの造り」は日本経済の根幹であり、今後も変わることがないだろう。あなた方が将来どのような企業に就職するにしても「もの造り」に関連する企業や情報に関与することが避けられない。その意味でも、生産管理論を学ぶ必要性は高いと言える。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション-もの造りの最新動向 |
第2回 | もの造りとは-クルマはどのようにして生み出されるのか | |
第3回 | 生産・製造とは何か | |
第4回 | 開発と生産のプロセス分析 | |
第5回 | 生産と工程の歴史分析-①アメリカの車づくり | |
第6回 | 生産と工程の歴史分析-②テイラーシステムの意義と限界 | |
第7回 | 競争力とは何か | |
第8回 | 原価管理 | |
第9回 | 生産性 | |
第10回 | 工程管理 | |
第11回 | 品質管理 | |
第12回 | フレキシビリティ | |
第13回 | 地球環境問題と生産管理 | |
第14回 | 企業の社会的責任(CSR)と生産管理 | |
第15回 | 生産管理と企業不祥事 |
授業外学習の課題 | 「もの造り」に関する新聞記事やニュースには目を通しておくこと。また、授業前には、事前に開示する講義のレジュメを予習するとともに、講義の復習も心がけてください。予習と復習には30分程度の時間をかけてください。 |
履修上の注意事項 | 他人に迷惑をかける講義中の私語が著しい場合には、出席を取り消すとともに、退席を命じる。 講義中は、スマートフォン、携帯電話や音楽プレーヤー等の使用を禁止する。もちろんイヤホンの使用は、難聴等のやむをえない場合を除き、厳禁とする。 |
成績評価の方法・基準 | 講義時間内に抜き打ちで小テストを3回以上実施する。受講人数が少ない場合は、毎回実施する。成績評価は、期末試験が60%、小テストを含めた平常点を40%とする。 |
テキスト | 教科書は使用しないが、毎回レジュメを配布する。 |
参考文献 | 藤本隆宏:『生産マネジメント入門Ⅰ』、日本経済新聞社、2001.(2800円+税) 藤本隆宏:『生産マネジメント入門Ⅱ』、日本経済新聞社、2001.(2800円+税) |
主な関連科目 | 経営学及び会計学の基礎科目を履修しておくことが望ましい。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に質問を受け付け、回答する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(E群) | - | 2011~2016 | 3・4 |
商学部経営学科(C群) | - | 2011~2016 | 3・4 |