授業コード 10012200 クラス
科目名 マーケティング戦略論 単位数 2
担当者 澄川 真幸 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 マーケティングの応用  Marketing Strategy
授業の概要 マーケティング的な思考様式とマーケティング・マインドの涵養を講義の目的にしています。マーケティングは、私たちの日常生活と密接に関連していますが、特に注意して意識し、考えなければ、水や空気のように、その存在を実感することはむつかしいことだと言えるでしょう。
本講義では、最新のデータを使いながら、受講生の皆さんの「わかりやすさ」に重点を置きます。また、DVDやビデオを頻繁に使用します。講義は企業の実際のマーケティング戦略についてのケース研究が中心となります。
学習の到達目標 マーケティングや市場に関する新聞記事・雑誌記事並びに専門書が理解できるようになります。
授業計画 第1回 ・講義概要の説明並びに受講のポイントの伝授。 特に映像内容をノートティキングする作法を教授します。
第2回 ・マーケティング戦略論の基礎知識
第3回 ・ケース研究①:マーケティング戦略の最前線(ビックロのケース)<その1>
第4回 ・ケース研究②:マーケティング戦略の最前線(ピーチアビエーション社のケース)<その2>
第5回 ・ケース研究③:マーケティング戦略の最前線(ソフトバンクのケース)<その3>
第6回 ・ケース研究④:マーケティング戦略の最前線(大垣共立銀行のケース)<その4>
第7回 ・企業と市場との「出会いの場モデル」=「マーケティング戦略モデル」の説明
第8回 ・「出会いの場モデル」を構成する企業の「技術シーズ」分析
第9回 ・「出会いの場モデル」を構成する市場(顧客の集合)の「消費者ニーズ」分析
第10回 ・「出会いの場モデル」で「技術シーズ」と「市場ニーズ」はどのようにインターフェイスするのか〈その1〉授業のキーワードは「マーケティング戦略」です。
第11回 ・「出会いの場モデル」で「技術シーズ」と「市場ニーズ」はどのようにインターフェイスするのか〈その2〉 授業のキーワードは「顧客志向」です。
第12回 ・pokemonn goのマーケティング戦略について<その1> 授業のキーワードは「コラボレーション戦略」です。
第13回 ・pokemonn goのマーケティング戦略について<その2> 授業のキーワードは「粘着戦略」です。
第14回 ・pokemonn goのマーケティング戦略について<その3> 授業のキーワードは「ポジショニング分析・ターゲット分析・コンセプト分析」です。
第15回 ・講義のまとめ 授業のキーワードは「PTC + 4P」です。
授業外学習の課題 ①毎回の講義時に指定する文献・資料の熟読が講義出席の前提になります。
②理解できない事柄や疑問点が出て来たときには、質問をしたり、図書館で調べる習慣を身につけましょう。
③講義の復習をノートに基づいて行う習慣も身につけましょう。
履修上の注意事項 私語はもちろん厳禁です。自筆ノートを取ることを求めます。試験の評価は非常に厳格ですから、受講は良く考えてからにしてください。
成績評価の方法・基準 定期試験(100%)の成績により評価します。
テキスト 使用しません。
参考文献 栗木契『売れる仕掛けはこうしてつくるー成功企業のマーケティングー』(日本経済新聞社、2006年)。栗木契『マーケティング・コンセプトを問い直す』(有斐閣、2012年)。その他にも講義中に適宜紹介します。
主な関連科目 マーケティング論、流通論Ⅰ・Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ・Ⅱ、サービス・ビジネス論、マーケティング・マネジメント論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①講義終了後に受けます。
②長くなる場合には、研究室で受けます。
③オフィス・アワーもありますので、その時間にも受けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B群) 2011~2016 2・3・4
商学部商学科(B1群) FCBS22103 2017~2019 2・3・4
商学部経営学科(B群) 2011~2016 2・3・4
商学部経営学科(B3群) FCBA22302 2017~2019 2・3・4