授業コード 10011000 クラス
科目名 流通論 単位数 2
担当者 矢野 泉 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 流通論
授業の概要 流通は生産と消費をつなぐ過程であることを理解し、「流通」「商業」「マーケティング」等の関連した分野との違いと共通性をふまえながら、日本や世界の流通構造について理論と現状の両面から理解していく。主に食料の流通構造を事例的に扱う。
学習の到達目標 私たちが暮らす社会における流通過程の重要性と今日的問題点を理解する
授業計画 第1回 イントロダクション:
流通とは何か?-流通論を学ぶ目的
第2回 流通の機能と役割①:
経済の発展にともなう流通過程の形成と展開
第3回 流通の機能と役割②:
流通機能の担い手
第4回 流通過程の長さとコスト①:
卸売業の発生やその役割
第5回 流通過程の長さとコスト②:
流通コストのとらえ方
第6回 流通過程の長さとコスト③:
いろいろな商品の流通過程について考えてみよう
第7回 食料の流通過程①:
米の流通
第8回 食料の流通過程②:
生鮮食料品の流通(1)~「卸売市場」の機能と役割
第9回 食料の流通過程③:
生鮮食料品の流通(2)~「卸売市場」と直売市
第10回 食料の流通過程④:
スーパーマーケットの誕生と展開
第11回 食料の流通過程⑤:
スーパーマーケットの機能と役割
第12回 食料の流通過程⑥:
生産のシステム化と流通の変化
第13回 消費者と流通①:
消費者ニーズと流通構造
第14回 消費者と流通②:
現代の流通問題と消費者の意識
第15回 消費者と流通③:
私たちにとってよりよい流通過程のあり方とは
授業外学習の課題 不定期に課題を与える。講義内容の理解を助けるため、新聞やニュース等を通じ、関連の話題について常に興味を持って情報を集める。
履修上の注意事項 座席は前の方に座ること。講義の進行を妨げる私語には厳しく対処する。
特定のテキストは使わない予定であるため、ノートをしっかりとること。
成績評価の方法・基準 成績は主に前期末試験(80%)とリアクションペーパー(感想や質問を書いてもらったり、小テストの実施等不定期に配布する)(20%)で評価する予定である。(履修人数により変更する可能性あり)。
テキスト プリントを配布する。またDVDや写真を中心とする映像資料も使用する。
参考文献 『はじめての流通』(崔容薫他編著、有斐閣、1900円)
『食料・農産物の流通と市場Ⅱ』(日本農業市場学会編著、筑波書房、2500円)
その他の参考文献については、講義内で遂次示す
主な関連科目 流通政策論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義内容についての質問は、各講義の終わりに受け付ける。直接質問するか、または紙に書いて提出すること。時間があればその場で、時間がない場合やその他の学生にも説明をした方がよいと判断した場合、次の講義時に解説する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B群) 2011~2016 2・3・4
商学部商学科(B1群) FCBS22104 2017~2019 2・3・4
商学部経営学科(E群) 2011~2016 2・3・4
商学部経営学科(D1群) FCBA24102 2017~2019 2・3・4