授業コード 10010200 クラス
科目名 貿易商務論 単位数 2
担当者 森岡 峰子 履修期 後期夏季集中
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際商取引のメカニズム
授業の概要  日常生活において我々が消費する商品は,そのほとんどが海外から輸入されたものである。貿易,すなわち国際商取引とは,品物が境界線(国境,関税線)を越えて移動し,その対価として代金の支払いがなされる経済活動のことである。
 本講義では,19世紀後半に確立された現行の貿易形態と商慣習を理解することを目的とする。輸送技術、通信技術の発達による環境の変化に留意しつつ,現在利用されている取引条件,決済システム,国際運送,保険条件等について学習する。なお、今後、取引形態の主流となりつつある電子商取引の仕組みにも言及する。
学習の到達目標 現行の貿易形態と商慣習、その形成過程を学習し、電子商取引形態についても理解できることを目標とする。
授業計画 第1回 1. 貿易商務論の研究領域
第2回 2. 売買契約の成立(申込と承諾)
第3回 3. 売買契約の成立(契約成立時期)
第4回 4. 定型取引条件(積地売買)
第5回 5.定型取引条件(揚地売買)
第6回 6. 定型取引条件(FOBとCIF)
第7回 7.中間テスト(50分)とその解説
第8回 8.海上運送契約
第9回 9.海上保険契約(海上保険の仕組み)
第10回 10. 海上保険(保険条件)
第11回 11. 決済(為替決済)
第12回 12.決済制度と運送状
第13回 13.国際商取引の電子化(書類の電子化)
第14回 14.国際商取引の電子化(取引形態の移行)
第15回 15.全体のまとめ,授業アンケート
授業外学習の課題 専門用語については,その都度「貿易用語辞典」で調べること。
課題は授業中に指示する。
履修上の注意事項 私語厳禁
成績評価の方法・基準 定期試験の成績 70%,中間テスト 30%
テキスト 特に指定しない。
参考文献 新堀聰,『実践 貿易取引』(日本経済新聞社)他
主な関連科目 国際貿易論,外国為替論,国際ビジネスコミュニケーション,マーケテイング論,国際経営論等
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了時に質問,相談に来てください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B群) 2011~2016 2・3・4
商学部商学科(B2群) FCBS22203 2017~2019 2・3・4
商学部経営学科(E群) 2011~2016 2・3・4
商学部経営学科(D1群) FCBA24127 2017~2019 2・3・4