授業コード | 10009000 | クラス | |
科目名 | ビジネスファイナンス | 単位数 | 2 |
担当者 | 伊藤 雅次 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 中小・中堅企業の資金調達と資金計画、及び創業・経営革新 |
授業の概要 | 既存の中小・中堅企業やベンチャー企業が創業時や成長時期に最も大きなネックとなるのは資金の問題です。一方、今日では中小企業の資金調達の方法も多様化しています。 この講義では、企業の資金調達等について特に銀行等の「貸し手側」からの観点を中心に講義を行い、会社への就職や独立開業した時に必要となる知識・用語を学びます。 具体的には将来独立開業志望の人、銀行・証券等の金融業務、会社の財務経理・営業担当者として必要と思われる金融実務を中心に講義します。 また、その時々において新聞・テレビなどで話題となっている金融に関する出来事を解説し、時代感覚を身につけます。 |
学習の到達目標 | 企業への就職や独立開業後、また社会人として金融実務上でぜひ知っておきたい事項の習得を目標とします。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(講義内容の説明) |
第2回 | 最近の企業環境と金融環境の変化(全国及び広島地区) | |
第3回 | 金融機関と知的資産経営(銀行のコンサルティング能力と自己査定・金融格付による特徴と問題点) | |
第4回 | 中小企業向け貸出のビジネスモデル(リレーションシップ貸出) | |
第5回 | 広島地区におけるリレーションシップ貸出の特徴と問題点 | |
第6回 | 中小企業向け貸出の新手法(ABL、スコアリング、シンジケート) | |
第7回 | 私募債発行とエンジェル投資 | |
第8回 | 資金調達時の基本的な考え方と留意事項 | |
第9回 | 資金計画と損益分岐点、キャッシュフロー | |
第10回 | 公的資金と制度融資の活用 | |
第11回 | 営業担当者から見た取引会社の与信管理と注意事項 | |
第12回 | ケースで学ぶファイナンス(1) 中小・中堅企業の資金計画と資金調達 |
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第13回 | ケースで学ぶファイナンス(2) キャッシュフローと債務償還能力の算出 |
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第14回 | ケースで学ぶファイナンス(3) 企業再建における再建手法とその実務 |
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第15回 | 全体のまとめ・講評、授業アンケート |
授業外学習の課題 | 1、授業前に講義テキストの該当の章を事前に熟読しておいて下さい。 2、授業後において解らない用語・計算等は整理し、後日において質問して下さい。 |
履修上の注意事項 | ・毎回出席をとります。電卓持参(必要な時に指示します) |
成績評価の方法・基準 | レポート・課題提出60%、授業への取り組み40%で総合的に評価します。受講態度、欠席などにより減点する場合があります。小テストで理解度を確認します。 |
テキスト | 講義テキストを配布します。 |
参考文献 | 小野有人「新時代の中小企業金融」東洋経済新報社 |
主な関連科目 | 起業家精神養成講座 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は、基本的に授業の中または授業終了時に受け付けます。 PCメールによる質問等を受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(B群) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
商学部商学科(B3群) | FCBS22307 | 2017~2019 | 2・3・4 |
商学部経営学科(B群) | - | 2011~2016 | 2・3・4 |
商学部経営学科(B2群) | FCBA22208 | 2017~2019 | 2・3・4 |