授業コード 05500381 クラス 81
科目名 修大基礎講座 単位数 2
担当者 中野 進 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 修大基礎講座 Shudo First Year Experience
授業の概要 本講義は大学4年間を有意義に過ごすために、大学1年次生としての身に付けておくべき生活・学習態度そして学習スキルの基本・基礎を教授することを目的としている。
大学では4年間の学習目標を定め、これを達成するため共通教育および学部教育の中から必要科目を履修し、これらの科目から得られた知識を集積することが求められる。ただし、大学では一科目の知識の集積にとどまらず、学年進行に伴い多くの科目の知識を組み合わせて活用する学びが加わる。実際、ゼミナール科目やフィールド科目では実社会が直面する課題や問題を分析し、解決策を導き出すために、講義で学んだ複数科目の知識を統合することも多い。このような学びに対処するには、高校までの受動的な学びから脱却し、能動的な学びへと転換する必要がある。
大学4年間の学習を成功に導くには、自主的に多くの資料・文献を読み・まとめ、教室内での学びを補強することが重要である。大学では、このような自主的な学びを支援する多くの教育施設(学習支援センター、ひろしま未来協創センター、キャリアセンターや図書館など)が用意されている。
これらを踏まえ、本講義は大学での生活・学習態度(前半7回)および学習スキル(後半8回)に関する内容の二部構成で行う。前半は大学における教育のしくみ(教育施設の活用法を含む)、大学での有意義な時間の使い方そして効率的に学ぶ方法について解説する。そして、後半は提出を求められることが多いレポートの作成法(テキスト文献の要約を含む)について手ほどきする。
学習の到達目標 (1) 大学生として生活・学習態度を身に着け、実践することができる。
(2) 大学での学びに必要な学習スキル(テキスト文献の要約とレポートの書き方)の基礎・基本を身に着けることができる。
授業計画 第1回 ノートテイキング(学習支援センター)
第2回 4年間の学びの設計(学習支援センター)
第3回 図書館活用法 -The Road to Library Expert : Step1- (図書館)
第4回 修大の歴史と成長サポート体制 -成長するための留意事項-(総合企画課・ひろしま未来協創センター・学生センター)
第5回 自己発見① -ジェネリックスキルの理解-(キャリアセンター)
第6回 自己発見② -ジェネリックスキルの開発-(キャリアセンター)
第7回 時間管理と目標設定(学習支援センター)
第8回 テキスト文献の読み方・まとめ方の理解
第9回 テキスト文献(短文)の要約実践
第10回 テキスト文献(長文)の要約実践
第11回 レポートの意味・構成の理解
第12回 レポートの書き方①(タイトル・序文への取り組み)
第13回 レポートの書き方②(本論と結論への取り組み)
第14回 レポートの書き方③(レポートの推敲)
第15回 レポートの書き方④(レポートの完成)
授業外学習の課題 (1) 授業内容に沿った宿題を課す。
(2) 授業内容に沿った予習課題を課す。
(3) 授業中に取り組むレポートを完成させ、期限内に提出する(提出期限などについては教務掲示板に掲示する)。
履修上の注意事項 講義内容には連続性があるため、欠席は認めない。授業初回に『ラーニング★ナビ -大学の学びとスタディスキル-』(学習支援センター編)を配付するので、授業には必ず持参する。
成績評価の方法・基準 第1回~第15回の授業において、提出を求められた宿題と課題(80点)およびレポート(20点)の総てを評価の対象とする。宿題、課題そしてレポートには提出期限があり、期限内の提出物のみ採点する。これらの採点の合計が60点以上を単位取得とする。
テキスト 第1回目~第7回目  レジュメの配布
第8回目~第15回目  『ラーニング★ナビ -大学の学びとスタディスキル-』 (学習支援センター編)
必要に応じてプリントを配布する。
参考文献 井下千以子 『思考を鍛るレポート・論文作成法』 慶應義塾大学出版会,2014
専修大学出版企画委員会編 『知のツールボックス』 専修大学出版局,2009
木下是雄 『レポートの組み立て方』 ちくま学芸文庫、1994
主な関連科目 初年次セミナー
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、基本的に授業時に受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(修道スタンダード科目) 2011~2016 1
人間環境学部人間環境学科(修道スタンダード科目) WSSF10105 2017~2019 1