| 授業コード | 03300200 | クラス | |
| 科目名 | 運動科学論 | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 橋本 晃啓 | 履修期 | 後期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 身体運動に関する人間の構造と機能 |
| 授業の概要 | 「引」と書いてある取っ手を握ってドアを開けることができます。友達とおしゃべりをしながら歩くことができます。どうしてできるのでしょうか。「勉強」とスポーツは両極におかれますが、運動選手は頭が悪いのでしょうか。スポーツに「競争」はつきものですが、優劣を決め、私たちを序列化するために競争するのでしょうか。 スポーツや運動にかかわる諸問題を考える場合、運動をとらえる切り口はいろいろあります。この科目では、スポーツ運動だけでなく日常的な運動も含めた、身体運動における私たちの身体の構造と機能の理解から始め、この側面から人間の運動というものにアプローチしていきます。運動に関するハードウェアとソフトウェアをながめると、あなた自身がもつ「すばらしさ」と「かけがえのなさ」が見えてきます。私たちのからだや、運動をめぐるいくつかのことについて考えてみましょう。 |
| 学習の到達目標 | 何気なく行っている日常の運動がどれほど複雑で、それを行うことができる自分がどれほどすばらしい存在であるかを理解していただきたいと思います。具体的には、以下の「授業計画」に示す各回のキーワードについて、「ノートに基づいてほかの人に説明できる」こととします。 |
| 授業計画 | 第１回 | ①能力と運動パフォーマンス ・内的構造の個人間差異，なぜテストをするのか |
| 第２回 | ②モティベーションと身体的・精神的ストレス状態 ・あがり「集中力」「やる気」，一般適応症侯群，運動すれば健康になる？ |
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| 第３回 | ③エネルギー産出のメカニズム ・生きる力としての有酸素性機構，最大酸素摂取量とHb-CO |
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| 第４回 | ④運動パフォーマンスの質を決める３つの系（その1） ・「心・技・体」をとらえなおす |
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| 第５回 | ⑤運動パフォーマンスの質を決める３つの系（その2） ・役に立つエネルギーと役に立たないエネルギー |
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| 第６回 | ⑥スポーツの技術と運動の法則 ・フィギュアスケートのスピンは速くなる！，クロールでは顔の前をかく！ |
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| 第７回 | ⑦感覚情報の入力 ・平衡感覚器・筋肉運動感覚器の構造と機能 |
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| 第８回 | ⑧神経細胞における情報の伝達 ・静止電位，活動電位，シナプス |
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| 第９回 | ⑨運動遂行における制御機構（知覚） ・カクテルパーティ現象，選択的注意，予測 |
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| 第１０回 | ⑩運動遂行における制御機構（意思決定，反応プログラミング） ・選択肢とプラン，運動指令のパラメータ，遠心性コピー |
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| 第１１回 | ⑪フィードバックと運動情報処理の限界 ・目標値－現在値比較，注意，フェイント |
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| 第１２回 | ⑫運動制御をめぐる諸問題 ・リーチングにおける不良設定問題と関節の自由度，ハイブリッド制御 |
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| 第１３回 | ⑬効果器の構造と機能 ・関節，協力筋と拮抗筋，膝蓋腱反射における相反神経支配 |
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| 第１４回 | ⑭運動遂行に関する問題解決の方法 ・論理的思考と直観的思考 |
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| 第１５回 | ⑮スポーツにおける競争 ・敵対的競争と協同的競争 |
| 授業外学習の課題 | 各回のキーワードについて、誰にでもいいですから、説明を試みてください。そして、聞いている人が「ん？」という顔をした項目に関しては、ノートに文章化し、次回に提出してください。 |
| 履修上の注意事項 | 出席はとりません。また、授業中は基本的に出入り自由としますので、学習への意欲が低下した場合は教室の外に出てもかまいません。ただし、おしゃべりを含めて、学習しているほかの人の邪魔になることは厳に慎んでください。 |
| 成績評価の方法・基準 | 定期試験の成績により評価します。（100％） 講義では、板書と私の話をノートにまとめる力も養ってください。そして、この自分でまとめたノートは試験のときに参照してかまいません。 |
| テキスト | 使用しません。 |
| 参考文献 | シュミット 調枝孝治監訳 「運動学習とパフォーマンス」 大修館書店 坂本和丈、松岡重信編 「情報系体育科教育研究の系譜」 新体育社 松岡重信編 「保健体育科・スポーツ教育重要用語300の基礎知識」 明治図書 中野昭一編 「図解生理学」 医学書院 石井直方監 山口典孝 左明 「動作でわかる筋肉の基本としくみ」 |
| 主な関連科目 | 運動科学演習，運動スポーツ実習，健康科学論，健康スポーツ実習，野外運動実習 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談は、基本的に授業終了時に受け付けます。大学交付のメールアドレスを利用してもかまいません。ただし、その際には件名に受講生であることを明記してください。件名が明らかでないものについては開かずに削除することがあります。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
| 商学部商学科（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 商学部商学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 商学部経営学科（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 商学部経営学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 経済科学部現代経済学科（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 経済科学部現代経済学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 経済科学部経済情報学科（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 経済科学部経済情報学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 人文学部人間関係学科心理学専攻（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 人文学部人間関係学科社会学専攻（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 人文学部人間関係学科社会学専攻（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 人文学部人間関係学科教育学専攻（保健体育科目） | － | 2007～2015 | 1・2・3・4 |
| 人文学部教育学科（保健体育科目） | － | 2016～2016 | 1・2・3・4 |
| 人文学部教育学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 人文学部英語英文学科（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 人文学部英語英文学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 法学部法律学科（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 法学部法律学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 法学部国際政治学科（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 法学部国際政治学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2017 | 1・2・3・4 |
| 人間環境学部人間環境学科（保健体育科目） | － | 2007～2016 | 1・2・3・4 |
| 人間環境学部人間環境学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 健康科学部心理学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 健康科学部健康栄養学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2017～2019 | 1・2・3・4 |
| 国際コミュニティ学部国際政治学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2018～2019 | 1・2・3・4 |
| 国際コミュニティ学部地域行政学科（保健体育科目） | WGEP12201 | 2018～2019 | 1・2・3・4 |