授業コード 02303200 クラス
科目名 言語と文化Ⅱ（フランス） 単位数 2
担当者 杉浦　順子 履修期 後期授業
カリキュラム ＊下表参考 配当年次 ＊下表参考
授業題目 言語と文化 Ⅱ（フランス、フランス語圏）
授業の概要 　前期に続き、「フランス語I、II、III、IV」で学んだ文法事項を、より具体的な場面やコミュニケーション行為（物事を評価する、買い物をする、体験や出来事を語るなど）の中で、どのように使うのか実践的な練習を通して習得していきます。ここでも、基本的にすでに習得した文法を、実際の場面に合わせて使うことで、知識を定着させていくことが授業の目的です。したがって羞恥心をすて、積極的に授業に参加し、発話していくことが求められます。ごく日常的な会話を通して、まずは細部よりも、会話の大まかな内容を理解できる ようになることを目指します。そのため、使用するテキストでは、各課とも短い会話を聞くところから入ります。次に授業を通して、その会話から得るべき情報、会話の 要点が理解できているかを、ゲーム感覚で確認していきます。最後に、同じシチュ エーションを設定し、自分で、あるいはペアやグループで実際に口に出して練習していきます。また後期は簡単な作文も取り入れていきます。
　文法事項や発音については、上記の練習のほか、付属のプリントで規則的に復習をします。またフランスでのごく日常的な場面の会話を使うので、そこから日本とフランスの社会習慣の違いへの意識を高め、異文化への関心を深めていくことも狙いです。
学習の到達目標 １．基礎的な文法知識を実践的な場面に応用できる語学力を養う。具体的には、ごく簡単な日常会話を聞いて、要点を理解できるようになること、また場面に応じた簡単なフランス語表現が自然に口から出てくるように、会話のコツをつかむ。さらに、平易なフランス語の文章を書けるようにする。フランス語検定3級以上、ヨーロッパ共通言語参照枠(CEFR)のA1~ A2レベルのフランス語力を身につける。
２．また授業を通して、フランスおよびフランス語圏の文化・社会について理解を深め、日仏ならびに日欧との比較文化的視野を獲得する。
授業計画 第１回 授業構成、方針についてガイダンス、夏休みにやったこと
前期の復習：受講者自己紹介、過去形をつかって、夏休みにしたことを互いに表してみよう。
第２回 Leçon 9 : いろいろな場面での買い物（買う、提案する、断る）1、重さや分量の表現 ;
文法: 条件法１
第３回 Leçon 9 : いろいろな場面での買い物（買う、提案する、断る）2、服飾店での表 現、サイズや色,
素材;
文法:条件法２
第４回 Leçon 10 : 他者を紹介する、性格を表す ; 発音:œu, euの読み方;
文法:関係代名詞１（qui, que)
第５回 Leçon 10 : 願望の表現、抽象名詞 ;
関係代名詞２(où, dont)、動詞vouloir, 中性代名詞、直接目的語の代名詞
第６回 Leçon 11 : 誘う、提案する、受け入れる、断る 1、映画のあらすじを書いた文を理解する; 自分の好きな映画の紹介作文
文法：疑問代名詞 lequel(s), laquelle(s)
第７回 Leçon 11 : 誘う、提案する、受け入れる、断る、感想を言う 2 、レストランの紹介文を理解する、広島のレストラン紹介作文
文法：接続法２
第８回 Leçon 12 : 情報を集める、ものを尋ねる 1、電話の表現;
文法：接続法２
第９回 Leçon 12 : 情報を集める、約束を取り決める、予約する 2、広告文を理解する;
文法:代名動詞の過去形
第１０回 Leçon 13 : 過去の出来事を語る（複合過去の文を理解し、使ってみる）1、過去分詞、旅行に関わる表現
第１１回 Leçon 13：過去の出来事を語る（複合過去の文を理解し、使ってみる）2、 簡単な 資料を読み取る、様々な数字、数字情報を入れた作文
第１２回 Leçon 14：過去の物語を聞く、理解する（複合過去と半過去の使い分けを理解する）
第１３回 Leçon 14:過去の物語を理解する、簡単な体験を書く（複合過去と半過去の使い分けを理解する）；作文発表
第１４回 映画鑑賞：フランス語圏の歴史、社会事情を描いた作品を鑑賞し、そのテーマについてディスカッション。
第１５回 オラルの試験、後期のまとめ
授業外学習の課題 １．教科書の予習は当然のこと、わからない単語に出会ったら、こまめに辞書を引くこと。授業前後の予習・復習に30分から1時間程度はかけたい。
２．授業の予習復習以外で、音声を必ずダウンロードして、一回10分でも15分でもいいので、フランス語の音声を聞いたり、音読する習慣をつける。
３．ネット、映画、テレビなどの情報を通してフランス語圏の文化に興味を持つこと。
４．年に２回ある実用フランス語検定にぜひ挑戦してみましょう（過去問の配布のほか、勉強の仕方など相談を受け付けます）。
履修上の注意事項 　受講者は「フランス語I~IV」を履修しており、初級文法の理解が可能であることが前提になります。また、「言語と文化(フランス語) IV」や、より高度な言語運用の修得を目指した「上級外国語（フランス語）Ⅱ」と同時に履修することができます。ここでもペアやグループでの発声練習のほか、授業への積極的な参加が求められます。スムーズに授業を進めていくために、授業外の課題をきちんとこなしてくることが求められ、それらも評価の対象になります。
　なお、受講者の理解度や検定対策のため、授業の予定が変わる場合もあります。
成績評価の方法・基準 授業への積極的な参加を重視します(ペアやグループ練習への参加、授業での積極的な発声・発言、課題や予習の取り組みなどを含め50%)。ほか期末試験(オラルと筆記で 50%)とで、総合的に評価します。
テキスト 『ディアローグ(三訂版)Dialogues troisième édition 』、第三書房、2500円程度
ほか、随時プリントなどを使用
参考文献 随時指示
主な関連科目 フランス語 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、 言語と文化 Ⅰ、 Ⅲ、Ⅳ（フランス、フランス語圏）、上級外国語（フランス語）、世界の言語と文化
オフィスアワー及び
質問・相談への対応		 授業中、随時。質問歓迎。
フランス留学・研修・旅行等の相談も受け付けます。事前にアポイントをとっ てください。
■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
商学部商学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
商学部経営学科（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
商学部経営学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
経済科学部現代経済学科（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
経済科学部現代経済学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
経済科学部経済情報学科（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
経済科学部経済情報学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
人文学部人間関係学科心理学専攻（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
人文学部人間関係学科教育学専攻（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2015 2・3・4
人文学部教育学科（外国語科目（初修外国語）） － 2016～2016 2・3・4
人文学部教育学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
人文学部英語英文学科（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
人文学部英語英文学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
法学部法律学科（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
法学部法律学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
法学部国際政治学科（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
法学部国際政治学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2017 2・3・4
人間環境学部人間環境学科（外国語科目（初修外国語）） － 2007～2016 2・3・4
人間環境学部人間環境学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
健康科学部心理学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4
健康科学部健康栄養学科（外国語科目（初修外国語）） WGEF21002 2017～2018 2・3・4