授業コード | 00022600 | クラス | |
科目名 | 教養講義(ドイツ文学) | 単位数 | 2 |
担当者 | 山尾 涼 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ドイツ語圏文学 |
授業の概要 | ドイツ語圏文学について18世紀から20世紀に至るまで概観し、重要な作家とその作品群について講義を行います。作品内から適宜抜粋した資料を配布して、作品解釈や構造分析を行います。また、扱う対象は文学のみに限らず、個々の作品の執筆された歴史的な背景についてや、絵画など他の芸術活動についても学びます。映像メディアを適宜用いて視覚的な理解も促しつつ、パワーポイントと板書によって進めます。学期末の筆記試験で不可をとらないためには、毎回必ずノートを取り、講義内容を理解して、ワークシートを真剣に記入する必要があることを充分に理解してから受講してください。 ①講義の途中で課題を提示し、テーマに関する考察を行ってもらいます。場合によってはマイクをランダムに回し、各々のコメントを発表してもらいます。考察の結果はワークシート(成績評価対象)に各自記入して、授業後に提出してください。めぼしい考察は次の回の講義の冒頭で紹介して、コメントを付け加えます。講義科目ながらも、受講者主体で進めていくため、時として自らの意見を口頭で発表する必要があります。 ②本講義の第一の狙いはドイツ語圏文学に関する知識を獲得することです。しかし同時に、以下の4つの能力を向上させることも大きな目標として掲げています。 1.自ら主体的に思考する力 2.他者とコミュニケートする力 3.説得力のある発言をする力 4.論理的な日本語を書く力 |
学習の到達目標 | 18世期から20世紀までの重要な作家とその作品群について知り、歴史的かつ文化的な背景を交えながら、具体的作家名や作品名を挙げて、ドイツ語圏文学について自らの言葉で語る/書くことができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ドイツ語圏文学とは |
第2回 | ドイツ語圏文学の大まかな特徴 | |
第3回 | ゲーテの文学:『若きウェルテルの悩み』 導入 | |
第4回 | ゲーテの文学:『若きウェルテルの悩み』 分析 | |
第5回 | ゲーテの文学:『若きウェルテルの悩み』 解釈 | |
第6回 | ゲーテの文学:『若きウェルテルの悩み』 まとめ | |
第7回 | シラーの文学:『群盗』 導入 | |
第8回 | シラーの文学:『群盗』 分析 | |
第9回 | シラーの文学:『群盗』 解釈 | |
第10回 | シラーの文学:『群盗』 まとめ | |
第11回 | トーマス・マンの文学:『ヴェニスに死す』 導入 | |
第12回 | トーマス・マンの文学:『ヴェニスに死す』 分析 | |
第13回 | トーマス・マンの文学:『ヴェニスに死す』 解釈 | |
第14回 | トーマス・マンの文学:『ヴェニスに死す』 まとめ | |
第15回 | ドイツ語圏文学を学ぶ意義とは |
授業外学習の課題 | 1. 講義中に配布する資料は各自で読む 2. 分からない用語は辞書で調べる (目安:週に90分程度) |
履修上の注意事項 | 学期末の筆記試験で不可をとらないためには、毎回必ずノートを取り、講義内容を理解して、ワークシートを真剣に記入する必要があることを充分に理解してから受講してください。 概要で記載したように、ほぼ毎回課題を課し、講義中に前回学んだ内容に関して当てて答えてもらうことがあります。ワークシートに記述した内容はすべて成績評価の対象となります。いい加減な内容のコメントに対しては減点した上、翌回の講義冒頭にスライドで紹介します。 出席は学生証によるICカードリーダーと授業の終わりに各自提出する出席カードの両方で管理します。講義開始から20分以降は、(公共交通遅延を除く)教室への入室を禁じます。 出席代行、授業中の携帯電話、無駄なお喋り、不要な教室の出入りなどは、他者の学ぶ権利を侵害する行為として、筆記試験の受験資格が失効されます。 履修上必要なもの 1.ドイツ語圏の文学や文化を学ぶことに対する知的好奇心と積極的なスタンス 2.ノート(ルーズリーフ可)。必ず板書をしてください ドイツ語に関する知識は特に必要ありません。作家名、作品名、キーワードなどをドイツ語で挙げた場合は日本語を併記し、また原文テクストを配布する際には拙訳を載せます。筆記試験ではドイツ語/日本語のどちらで記述しても可です。 |
成績評価の方法・基準 | 持ち込み一切不可、穴埋めではなく論述式の筆記試験(70%)、ワークシートと出席カードの記述内容と授業中の発言(30%)から総合的に評価します。5回以上の欠席は不可です。出席は学生証によるICカードリーダーと授業後に提出する出席カード、ワークシートの3点で管理します。出席そのものは加点対象にはなりません。 |
テキスト | 必要に応じてプリントを配布します。 |
参考文献 | 『増補 ドイツ文学案内』手塚他 岩波文庫別冊3 |
主な関連科目 | 教養講義(西洋文化論)、文化論、西洋文化史、上級外国語(ドイツ語)、言語と文化Ⅲ・Ⅳ、ドイツ語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に質問するか、もしくはワークシートに記入してください。必要に応じてオフィスアワー(月曜日3限)も利用してください。E-Mailで事前に予約すれば、確実に応対します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
商学部商学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) | - | 2008~2015 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(教養科目) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
法学部法律学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2017 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
健康科学部心理学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | WGEL12105 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL12105 | 2018~2019 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL12105 | 2018~2019 | 1・2・3・4 |