授業コード | 00019200 | クラス | |
科目名 | 西洋文学 | 単位数 | 2 |
担当者 | 杉浦 順子 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | フランス近現代文学 Modern and Contemporary French Literature |
授業の概要 | 20世紀を中心に、近現代(19〜21世紀)のフランスやフランス語で書かれた文学作品の中から、2019年度は特に、20世紀を象徴する2つの世界大戦に関連する作品のほか、災害という日本にも大いに関係する出来事を巡って書かれた文学作品を取り上げ、実際に授業で抜粋を読みながら、それが書かれた意義、社会背景を紹介し、作品が提起する問題について考察する。楽しむことを目的に書かれるエンターテイメント作品とは違う、文学作品の特徴、意義について見ていきたい。 |
学習の到達目標 | フランスやフランス語圏で近現代に創作された文学作品を読み、これらの背後にある歴史的、社会的情勢に関する基本的な知識を得る。また、多様な文体を読み解く力を養うと同時に、授業中に課すミニレポートなどを通して、これらの文芸作品について自分の考えを表現する力を身につける。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:授業の趣旨、進め方、評価方法。文学とは何か、フランスにおける近現代とはどのような時代か |
第2回 | フランスにおける近現代とはどのような時代か(続き) サン=テグジュペリ『星の王子さま』① :作品の執筆背景、全体の構成 |
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第3回 | サン=テグジュペリ『星の王子さま』② :作品キーワードと主要人物の解説 | |
第4回 | サン=テグジュペリ『星の王子さま』③ :まとめ(作品の影響やアダプテーション) 第一次世界大戦とはどのような戦争だったのか |
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第5回 | 第一次世界大戦とはどのような戦争だったのか(続き) 第一次世界大戦をもとにした戦争小説① |
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第6回 | 第一次世界大戦とは、第一次世界大戦を描いた小説② | |
第7回 | ゲスト講師による講義:ヴィクトール・ユゴー『レ・ミゼラブル』 | |
第8回 | L.=F. セリーヌ『夜の果てへの旅』①:作品の執筆背景、全体の構成、第一次世界大戦の描写 | |
第9回 | L.=F. セリーヌ『夜の果てへの旅』②:近代ヨーロッパ社会の描写 第一次世界大戦後の知識人 |
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第10回 | パトリック・モディアノ『1941年パリ尋ね人』① | |
第11回 | パトリック・モディアノ『1941年パリ尋ね人』②、パリ占領時代 | |
第12回 | 災害文学について アルベール・カミュとはどんな作家か |
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第13回 | アルベール・カミュ『ペスト』①:作品の今日的意義 | |
第14回 | アルベール・カミュ『ペスト』② | |
第15回 | ダニー・ラフェリエール『ハイチ震災日記』 まとめ |
授業外学習の課題 | あらかじめ授業で扱う予定の作品に目を通しておくことが望ましいが、少なくとも事前に渡された作品の抜粋には目を通しておくこと。また、授業で取り上げた作品だけでなく、紹介した作家の別の作品なども自主的に読んでもらうことを受講者に期待している。 |
履修上の注意事項 | ・扱う文学作品は翻訳で読むので外国語の知識は不要ですが,言うまでもなく文学作品を読むことに関心のない学生は受講を控えてください。 ・受講者の関心、反応に応じて、シラバスにある授業内容が変更される可能性もあります。 ・私語、おやつ、内職および許可がなく携帯をチェックする行為は厳禁。他の学生の邪魔になる行為をした学生や授業に参加する意志が見受けられない学生には退出を求めることもあります。 ・出席読取機で出席となっていても,提出物を出していない場合は平常点の減点対象となります。 |
成績評価の方法・基準 | ・平常点(授業中のミニレポートに加え受講態度も加味)20%+学期中レポート(2本)40%+期末試験(授業で得た知識を問う)40%で総合的に評価する予定である。ただし,学期中レポートの本数は受講者数に応じて増えることもありうるので,授業中の指示をよく確認すること。 ・学期中レポートをすべて提出することが、期末試験受験の前提となる。1本でも提出しなかったレポートがあれば,期末試験受験を認めない。また,欠席が三分の一を超えた者や受講態度が極端に悪い者も,期末試験受験を認めない。 ・就職活動中の受講者は事前に必ず相談すること。 ・平常点(授業のテーマごとに書いてもらう読解ペーパーやミニレポート)50% と最後の授業でおこな うまとめ試験 50% から総合的に評価する。 |
テキスト | プリント配布 |
参考文献 | 授業中に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業で提出してもらうペーパーに記述する形で質問を受けつける。それが他の受講者と共有できる疑問であれば、次の時間の最初に授業内で対応する。またこの授業後も、質問を受けつける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
商学部商学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) | - | 2008~2015 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(教養科目) | - | 2016~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
法学部法律学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
法学部法律学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2017 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | - | 2008~2016 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
健康科学部心理学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
健康科学部健康栄養学科(教養科目) | WGEL11106 | 2017~2019 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) | WGEL11106 | 2018~2019 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) | WGEL11106 | 2018~2019 | 1・2・3・4 |