授業コード 50019500 クラス
科目名 リテラシー形成特殊講義(環境観測のための物質科学序論) 単位数 2
担当者 川村 邦男 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 環境観測のための物質科学序論 Introduction of physicochemical science for environmental monitoring
授業の概要 社会問題は様々な分野で拡大していますが、国民は有効な声をあげることができません。その原因の一つは、国民の平均的な自然科学の基礎知識が相対的に低下したことにあります。環境問題は我々の生き方の問題でもあります。これらの問題に対して有効な対策を実践するためには、自然科学の基礎は不可欠です。この科目では物質という自然科学的観点から環境を考えるための基礎を学びます。
学習の到達目標 ①身近な環境問題を化学および物理の基礎的用語を用いて理解し,説明できる。
②物質とエネルギーの基礎概念を身につけ、公害・環境をどのように人間は知り得るのか,その概要・経緯を化学および自然科学の基礎的用語を用いて説明できる。
③発表・議論・質疑応答の技術および、考えを要約する技術を身につけ、化学および自然科学の基礎的用語を用いて環境問題に関連する基礎的な自然現象を口頭および文章で説明できる。
授業計画 第1回 ガイダンス・自然科学と工学
第2回 物質とエネルギーⅠ(物質世界の成り立ち:分子・原子・素粒子)
第3回 物質とエネルギーⅡ(科学的単位・長さ・質量・時間・温度・圧力・濃度)
第4回 物質とエネルギーⅢ(エネルギー1)
第5回 物質とエネルギーⅣ(エネルギー2)
第6回 化学の基礎Ⅰ(化学反応:分子モデルをつかって学ぶ1)
第7回 化学の基礎Ⅱ(化学反応:分子モデルをつかって学ぶ2)
第8回 化学の基礎Ⅲ(化学反応:エネルギー・平衡・反応速度)
第9回 環境問題の現象理解Ⅰ(水化学の現象理解:濃度・pH・酸塩基反応)
第10回 環境問題の現象理解Ⅱ(水化学の現象理解:酸性雨)
第11回 環境問題の現象理解Ⅲ(化石燃料燃焼:酸化還元1)
第12回 環境問題の現象理解Ⅳ(化石燃料燃焼:酸化還元2)
第13回 環境問題の現象理解Ⅴ(原子核反応の現象理解)(化学反応と核反応の違い)
第14回 環境問題の現象理解Ⅵ(原子核反応の現象理解)(原子力発電と放射能汚染)
第15回 全体のまとめ・授業アンケート
授業外学習の課題 履修期間には生活に身近な環境を、化学を中心とする自然科学的視点で眺めることを心がける。疑問に感じたことを、授業やオフィスアワーで質問することが必要である。
履修上の注意事項 化学的視点から環境問題を学習することが中心なので、基礎科目として化学または関連する教科を履修していることが望ましい、または、中高生の化学を復習しておくことが必要である。暗記中心・知識偏重ではなく、身近な化学物質や化学現象・物理現象が生活環境とどのような関係にあるかという視点で学んで下さい。ノートをとり、分からないことはその授業時間内に理解するよう積極的に質問して下さい。随時、授業の冒頭で前回学んだことについて演習を行い、その他に小テスト、および、授業の最後にその日に学んだことについて小レポートを提出させます。また、グループ学習を随時行う。
成績評価の方法・基準 小テスト・小レポート・演習課題・宿題などの提出物(合計60%)とともに、期末試験(40%)を評価し、全体で60%以上のポイントを獲得した者に単位を認定する。出席が8割に満たない者は原則X評価とします。
テキスト 使用しない。
参考文献
主な関連科目 化学、環境科学の基礎
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義に関する質問であれば講義中でも講義終了後でも随時受け付けます。小レポートも活用して下さい。その他、化学物質や自然科学全般に関する質問を受け付けますので相談して下さい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(リテラシー形成科目) 2011~2016 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(リテラシー形成科目) FHES12154 2017~2017 1・2・3・4