授業コード 50017006 クラス 06
科目名 環境プロジェクト演習a 単位数 2
担当者 三浦 浩之 他 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 “田舎”暮らしの可能性
授業の概要  我が国の人口は、2008年をピークに減少傾向にあります。その傾向は特に中山間離島地域において顕著で、過疎高齢化が進む農村部では耕作放棄地が増え、山林や田畑や河川の荒廃が目立ってきており、限界集落や地方消滅といった単語を目にする機会も増えてきました。
 戦後の経済成長に伴い、都市部へ就職する若者が後を絶たず、一時は蔑むような意味合いさえ帯びていた“田舎(あるいは田舎者)”でしたが、ここ数年その流れに変化が生じてきています。都会から中山間島嶼部を目指す若者が徐々に増え、メディアでも取り上げられるようになり、「”あこがれ”の田舎暮らし」と形容されるさえもあるように、そのイメージが変わりつつあります。
 一体何が田舎暮らしの魅力なのでしょうか?
 今よりわずか70年ほど前、戦前の日本では総人口の8割が中山間離島地域に住んでました。それまでの長い歴史の中では、日本人はずっと自然の中で自然と共に暮らしていました。ひょっとすると都市部に人口が集中する現代が特異な状態なのかもしれません。
 この演習では、実際に田舎で半農半X(猟師・工芸・企画など)を営む移住者が講師を務めます。都市との比較や、現地での実習を通じ、将来の選択肢のひとつとして田舎暮らしの可能性を探求します。
学習の到達目標 1.田舎と都市との違いを理解し、まとめること。
2.暮らしに必要なものを自然の中から入手したり、自分で作ったりする体験をし、web媒体で人に伝えること。
3.演習の成果を取りまとめ、発表できるようになること。
授業計画 第1回 【講義】ねらい、到達目標の確認、プロジェクトの全体像およびスケジュール、課題の理解。
第2回 【講義/Workshop】暮らしに纏わるお金 住宅・教育
第3回 【講義】(現地1-1)都市と田舎の食事事情
第4回 【実習】(現地1-2)田んぼの実習
第5回 【実習】(現地1-3)畑の実習
第6回 【講義】(現地2-1)自然を暮らしに活かす
第7回 【実習】(現地2-2)廃棄物の自家処理 ~ミミズコンポスト~
第8回 【実習】(現地2-3)自然の恵みを活かす術 ~革細工など~
第9回 【講義】(現地3-1)都市と田舎のエネルギー事情
第10回 【実習】(現地3-2)自然の恵みを活かす術 ~伐採・玉切り・薪割り~
第11回 【実習】(現地3-3)自然の恵みを活かす術 ~かまど炊飯・五右衛門風呂・薪ストーブ~
第12回 【講義/Workshop】プレゼン内容の検討
第13回 【講義/Workshop】プレゼン準備① PowerPointを使用した資料作成
第14回 【講義/Workshop】プレゼン準備② リハーサルとフィードバック
第15回 【全体発表会】プロジェクトを通じた取り組み、評価反省、課題、提案事項等について発表をおこなう。また、プロジェクト全体のまとめをおこなう。
授業外学習の課題 講義終了時に課題が出るので、毎回確実に実施して次回参加すること。
履修上の注意事項 ○実習は土・日・祝のいずれかに終日行うため、実習に受講出来ない学生の履修は不可とする。実習実施日は第1回講義時に告知する。
○現地実習については、実習先の都合により変更する場合がある。
○実習に係る交通費は一部学生負担となることもある。
○SNSを活用しての情報提供を行うため、これに参加すること。


【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)対象科目にもなっています。】
【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)のPBL科目です。】
成績評価の方法・基準 1.太陽熱温水器、緩速濾過、バイオトイレなどの技術の理解(30%)
2.レポート(40%)
3.成果物・発表(30%)
テキスト
参考文献 「ロケットストーブ」 日本ロケット・ストーブ普及協会 編
「おいしい水の作り方」中本信忠 著 / 築地書館
「エコライフ&スローライフのための愉しい非電化」 藤村靖之 著 / 洋泉社
「楽しい山里暮らし実践術」 大内 正伸 著/学研パブリッシング
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後およびメールにて随時受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) 2011~2016 2
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES27101 2017~2017 2