授業コード 50005300 クラス
科目名 国際環境法 単位数 2
担当者 下村 英嗣 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国境を越える環境問題と法
授業の概要  現代の環境問題は、二国間関係から多国間、国際公域、地球全体へと広がりを見せている。地球温暖化やオゾン層破壊、漁業資源の枯渇、廃棄物の越境移動、野生生物の国際貿易などは、その顕著な例である。これらの環境問題の解決には国際協力が不可欠である。
 国際環境法とは、このような国境を越える環境問題、すなわち国際環境問題・地球環境問題にかかわる国際社会の法のことであり、国際環境協力を推進・実現する重要な制度・手段である。
 本講義では、国際社会の構造を理解した上で、国際環境法の基本的原理・原則を概説する。そして、特定の国際環境問題に対処する環境条約や宣言・決議などを取り上げ、国際環境法による国際環境協力の推進・実現の法制度と限界について考察する。
 なお、日本における環境条約の国内実施関連の法律についても概説する。
学習の到達目標 ①国際社会の構造を理解した上で、環境条約で採られている原理・原則、および協力措置を理解する。        ②個別環境条約の制度内容を理解し、条約での原理原則の具現化、国際環境協力の推進・実現に関する問題や課題を説明できるようにする。
授業計画 第1回 1.国際環境法の史的展開(相隣関係から国際公域・地球環境問題へ)
第2回 2.国際社会の構造と国際環境問題
第3回 3.国際協力の重要性と困難
第4回 4.遵守確保措置と国内履行確保
第5回 5.国際環境法の基本的原理と原則
第6回 6.海の環境保護①:海洋汚染防止
第7回 7.海の環境保護②:漁業資源保護、捕鯨
第8回 8.空の環境保護①:オゾン層保護
第9回 9.空の環境保護②:気候変動防止
第10回 10.陸の環境保護①:生物多様性保護
第11回 11.陸の環境保護②:野生生物保護
第12回 12.陸の環境保護③:湿地保護と世界遺産
第13回 13.廃棄物の越境移動の規制
第14回 14.環境貿易問題または南極環境保護
第15回 15. 総復習
授業外学習の課題 <予習>
○環境省や外務省のHP等で、次回講義で取り上げる条約の概要、現状などに目を通してくること。
○次回講義で取り上げる条約の「目的」「定義」に目を通してくること。

<復習>
○講義で取り上げた内容に関連する条項を環境条約条文プリントでチェックすること。
○教科書を使い、講義で扱った内容部分を読むこと。
○条約の国内実施に対応する国内法について、環境省HP等で概要や施策に目を通すこと。
履修上の注意事項 ①内容レベルから3年次からの履修を強くすすめる。
②試験は講義内容を理解しない限り解けない問題を出すため、講義に集中するよう心がけること。
③毎講義時に配布する環境条約条文プリントは、試験時に使用するのでなくさないように気を付けること。なお、条文プリントは授業中のみの配布となる。授業後や翌週以降には配布しない。

【この科目は、グローバルコース(2014年度以降生)対象科目にもなっています。※ただし、一部の学部・学科では配当されていない場合があります。】
成績評価の方法・基準 定期試験(事例問題・記述式)(100%)によって評価する。
テキスト 西井ほか『テキスト国際環境法』(有信堂)
参考文献
主な関連科目 環境事例入門、環境法入門、環境法
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業計画で総復習の時間を設けるため、その時に質問をするようにしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(基幹科目環境政策系) 2007~2010 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(基幹科目Ⅰ) 2011~2016 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(基幹科目Ⅰ) FHES24102 2017~2017 2・3・4