授業コード 50004400 クラス
科目名 資源経済学 単位数 2
担当者 辻本 政雄 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 資源経済学 (Resource Economics)
授業の概要 本授業(「資源経済学」)では,日本及びグローバル経済における農林水産,水・エネルギー,地域(人的)資源を活用した経済活動の現状と課題,展望について考察する.

(1)農林水産業や鉱工業,関連ビジネス・サービス業(農業の6次産業化,観光業,地域振興)等に注目する.
(2)官庁及び企業における教員の実務経験(文末URL参照)を参考に,和食(農産品,和菓子等)の海外輸出の成功・失敗例,官庁と業界団体の癒着等,政策とビジネスの意思決定・遂行の現場における諸問題についても適宜,解説する.実務経験ゆえに分かる,現場の切迫感の共有を図る.
(3)受講生が高校までに既習した内容,常識と信じてきた内容(「日本は環境大国ドイツを見習え」)等を批判的に検証する.
(4)就職試験や将来の業務を念頭に置き,教員が受講生に,「あなたが官庁(広島市役所等)や企業(広島銀行等)の担当者なら,どう対応するか?」等を問いかけ,映像資料を紹介しつつ,会話・議論しながら,解決策を模索し,受講生の理解の促進を図る.
学習の到達目標 (1)日本及びグローバル経済における資源問題について,基本的な知識を習得する.
(2)当該問題の日常生活への影響を理解し,自分の考えを持てるようになる.
(3)知識を蓄え,比較検討する力を養うことで,新聞・テレビ等の偏向報道にダマされない判断力を習得する.
授業計画 第1回 授業ガイダンス
第2回 資源とは
第3回 農業資源(1)
第4回 農業資源(2)
第5回 農業資源(3)
第6回 農業資源(4)
第7回 漁業資源(1)
第8回 漁業資源(2)
第9回 森林資源(1)
第10回 森林資源(2)
第11回 水資源(1)
第12回 地域資源(1)
第13回 地域資源(2)
第14回 鉱産資源
第15回 授業総括
授業外学習の課題 (1)実生活で入手・利用(購入,譲渡,賃借等)したモノ・サービスは,どの国や地域,都市,企業等から,どのような手段や方法(制度,開発,製造,流通,販売等)で手元に届いたかを想像し,経済の仕組みと流れを想像すること.
(2)経済成長を妨げる歪み(ゆがみ,ひずみ)の原因は,政策・企業戦略決定者の世界観の偏り,あるいは,既得権益を保護する行動等,多様である.その歪みを是正し,経済・社会の発展に向け,より便利で快適,効率的で効果的,弱者救済的で環境親和的な経済の仕組みを構築する方法を考察すること.
履修上の注意事項 (1)高校の政治・経済,地理の教科書・参考書を活用すること.
(2)聴解力向上のため,詳細な板書はしない.
(3)講義「資源・エネルギー政策論」及び「資源とエネルギー」と内容が一部重複する.
(4)特に再履修生は十分な準備で授業に臨むこと.
(5)担当教員は,受講生の自主性を育むため,機微な政治・経済上の問題について,特定の見解を強要せず,賛否両論を歓迎する.そのため,互いの意見を尊重しつつ,自由闊達に意見を述べ合う姿勢が要求される
成績評価の方法・基準 (1)原則,レポート(30%)及び試験(小テスト及び期末試験)(70%)で成績を評価する.(2)積極的な発言等,授業への主体的参加は加点.(3)追試は実施しない.
テキスト 原則として,担当教員が資料(独自作成,報道,官庁・企業の報告書)を準備する.
参考文献 農林水産省『平成28年度 食料・農業・農村の動向』(食料・農業・農村白書)
同『平成28年度 森林及び林業の動向』(森林・林業白書)
同『平成28年度 水産の動向』(水産白書)
同『平成28年度 食育推進施策』(食育白書)
上記白書は以下のウェブサイト(農林水産省)より無料でダウンロード可能.
中国四国農政局『平成28年度 中国四国食料・農業・農村情勢報告』
http://www.maff.go.jp/j/wpaper/
資源エネルギー庁(2017)『「平成28年度エネルギーに関する年次報告」(エネルギー白書2017)』
同白書は以下のウェブサイト(資源エネルギー庁)より無料でダウンロード可能.
http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/
馬奈木俊介(編)(2012)『資源と環境の経済学―ケーススタディで学ぶ』(昭和堂)
浅子和美他著(2015)『グラフィック環境経済学』(新世社)
主な関連科目 資源・エネルギー政策論,資源とエネルギー
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ワークシートに授業への要望や近況,関心事項等を自由に記入すること.必要に応じて,意見や質問は授業で紹介し,議論のテーマとする.建設的な授業批判・改善案を歓迎する.詳細な授業方針は,本学「教員データベース」(http://shu-lab.shudo-u.ac.jp/shuhp/KgApp)参照.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(基幹科目環境マネジメント系) 2007~2010 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) 2011~2016 1・2・3
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) FHES13104 2017~2017 1・2・3