授業コード 41008501 クラス 01
科目名 計量経済学Ⅰ 単位数 2
担当者 岡村 和明 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 計量経済学の基礎 (Basic Econometrics)
授業の概要 経済理論は、関連する変数間の関係を整合的に説明することを目的とする。ただ経済理論だけでは、質的な傾向(法則)は示せても、具体的・量的な傾向について示すことは出来ない。経済理論を具体的なデータを用いて検証し、また検証を通じて新しい理論仮説の発展につなげることが計量経済学の主な目的である。
例えば、「消費税率を上げれば、歳入が増えるから財政再建に役立つ」といわれる。しかしながら、より具体的に「消費税率を5%上げれば何兆円の財政赤字を減らせるか」という点を明らかにするためには計量経済学の手法が必要になる。
計量経済学は、歴史的にも、経済理論を具体的に現実の経済に応用するために発展してきた。したがって、計量経済学は経済理論と並んで、進んだ経済分析をするための必須のツールとなっている。
本講義では、学部生向けの講義であることに留意しながら、やさしい説明に務める。また毎回、ExcelやEViewsを用いた演習を行う。
学習の到達目標 回帰分析を厳密に理解し、ExcelやEViewsを用いて回帰分析を含む各種計量分析ができるようになる。
授業計画 第1回 講義の内容と進め方
第2回 偶然をどう表すか―確率
第3回 コインを3回投げるとき表の出る回数はどのくらいか―確率変数と確率分布
第4回 データの特徴をとらえる―データの記述平均と分散
第5回 成功回数の確率分布と誤差分布―二項分布と正規分布
第6回 一部の調査から全体を推測する・選挙の出口調査―標本分布
第7回 株式投資で収益が得られるか―推定
第8回 機械は正常に稼動していると判断してよいか―仮説検定
第9回 収入が多いほど支出は多くなるか―回帰分析
第10回 第9回までのまとめ・中間テスト
第11回 株式投資のリスクはどれくらいあるか―株式の収益率の確率分布、期待値、標準偏差
第12回 ATMの行列に並ぶとどれくらいかかるか―待ち行列システムのシミュレーション
第13回 為替レートはどのように決まるか―回帰分析による購買力平価説の検証
第14回 医療や健康も統計学で分析できるか―重回帰分析による医療費の決定要因の分析
第15回 講義のまとめ
授業外学習の課題 1.教科書の復習と予習。
2.当日の講義内容を踏まえた宿題を毎回を課す。
履修上の注意事項 本学部の「経済分析入門I,II」および「マクロ経済学I,II」程度の経済学の基礎知識を前提とする。
成績評価の方法・基準 中間テスト(40%)、期末レポート(70%)によって評価する。
テキスト 東北大学統計グループ『これだけは知っておこう!統計学』(第3版)(有斐閣ブックス)
参考文献 豊田利久ほか『基本統計学』(第3版)(東洋経済新報社)
主な関連科目 計量経済学II, マクロ経済学I・II, 経済統計学I・II
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
毎回、時間中に十分な質問時間をとる。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(A群) 2007~2016 3・4
経済科学部経済情報学科(A群) 2007~2016 3・4