授業コード 30080412 クラス 12
科目名 平和学・地域研究演習AⅡ 単位数 2
担当者 佐渡 紀子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 核兵器の拡散と国際平和 - Seminar AII -
授業の概要  国際社会は内戦、ネットワーク化したテロリズム、難民の流出や格差の拡大など多様な課題に直面しており、安全保障の強化や平和の追求のためには、国家が協調する必要性が高まっている。しかしながら近年、米ロ関係や北東アジア地域にみられるように、地域的な国家間関係は緊張感が高まっている。その結果、核兵器規制の領域では、核廃絶を求める国家・市民が増加する一方で、核兵器の必要性をあらためて肯定的に位置づける国家・市民との意見の対立・分断が明確になってきている。
 核兵器規制がどのように進むのかは、今後の国際社会の安全保障環境に大きな影響を与える。そこで本演習では、核兵器の拡散を取り上げる。核兵器の拡散プロセス、規制の成果と課題、そして核兵器をめぐる地域的な状況についての理解を深めてほしい。
 本演習は、核兵器の拡散動向や規制にむけた提言関する基礎的な知識を習得することに加え、文献読解・情報収集・情報発信の技術を向上させることを目指す。あわせて本演習はグループで調査研究を進めることで、プロセス管理や意見を交換の際に必要となる力の強化の場としても位置づける。
学習の到達目標 A.内容面
①核兵器拡散や核兵器規制の動向について説明できる。
②核兵器の拡散や規制に関する地域的な特徴を説明できる。

B.技術面
①調査・発表に必要な段階を確定し、スケジュールを作成・調整しながら作業を進めることができる。
②入門的な文献の正確な読み取りと要約ができる。情報の性質(時期、媒体、発信者)に配慮しながら、情報を理解・活用できる。
③多様な情報源から情報を収集できる。
④情報を伝達するためのレジュメやパワーポイントが作成できる。
⑤質問や意見表明において多様な手法に挑戦できる。
授業計画 第1回 イントロダクション(自己紹介、ゼミのねらいとルールの共有化、グループ形成)
第2回 核拡散と核軍縮をめぐる論点:基本的な課題の共有
第3回 調査研究(1):グループでの調査と経過報告
第4回 調査研究(2):グループでの調査と経過報告
第5回 調査研究(3):グループでの調査と経過報告
第6回 調査研究(4):グループでの調査と経過報告
第7回 調査研究(5):グループでの調査と経過報告
第8回 調査結果の発表と論点整理(1)
第9回 調査結果の発表と論点整理(2)
第10回 事例研究と論点整理(1):アメリカをめぐる論点
第11回 事例研究と論点整理(2)ロシアをめぐる論点
第12回 事例研究と論点整理(3)北朝鮮をめぐる論点
第13回 事例研究と論点整理(4)ニュージーランドをめぐる論点
第14回 事例研究と論点整理(5)日本をめぐる論点
第15回 総括
授業外学習の課題 1.指定されたテキストや資料は事前に目を通しておくこと。
2.テキストや資料の内容理解を深めるために、事前調査・学習に努めること。
3.テキストや資料の内容をまとめたレジュメや資料を作成すること。
履修上の注意事項 演習は参加者が協力して、共に学ぶ場として作り上げるものである。ついては、無断欠席は厳禁である。欠席をしなければならない場合には、できる限り事前に、それが難しい場合には事後速やかに、佐渡まで理由とともに欠席を知らせること。

【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)対象科目にもなっています】
【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)のPBL科目です。】
成績評価の方法・基準 文献読解20%
プレゼンテーション30%
レポート(活動記録+分析)20%
貢献(グループワーク・質疑)30%
テキスト 広島県、日本国際問題研究所『ひろしまレポート』2013年版、2014年版、2015年版、2016年版
参考文献
主な関連科目 平和学I・II、安全保障論、国際政治学I・II、国際関係史I・II
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.質問、相談は、授業終了時に受け付けます。
2.時間をかけての質問や相談がある場合には、メールまたは直接、連絡をしてください。面談日程を調整します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部国際政治学科(B群) 2007~2016 2・3