授業コード 30037818 クラス 18
科目名 ゼミナールⅠ 単位数 2
担当者 大久保 憲章 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 民法総則の重要判例を読む
授業の概要  私たちの生活や取引は他人が持っている色々な財産を交換することによって成り立っています。取引に登場しない場面でも私たちは家族の中で、あるいは家族形成前の人間関係の中で生活しています。こうした私たちの生活や取引を規律する最も基本的な法律が民法です。民法は、私たち一般市民の生活、事業者(企業)相互間や一般市民と事業者間の取引に基本的なところで関わっていますので、民法がなければ市民生活や企業活動は混乱に陥るでしょう。それだけに民法は重要な法律であり、他の法律を学習する上でもベース(基礎)となるものです。しかし、他の法律に比べて条文の数も多く、その条文も抽象的ですので、条文だけに目を向けて学習しても有益ではありません。
 そこでみなさんの民法に関する理解を少しでも援助、促進するために、復習を目的として各分野の有名な判例を取り上げて検討したいと思います。この科目では民法総則の重要判例を取り上げます。
なお、本ゼミナールは、PBL型の授業であり、学生が、課題を解決するための方法や計画などを自ら準備し、学生間の議論の中で完成させていくことを主眼としている。
学習の到達目標  民法総則の各重要判例の事実関係を把握し、法律構成と条文の適用を理解することにより、民法総則の主要な制度の仕組み、論点の理解を深化させる。
授業計画 第1回 ゼミナールの運営についての説明、諸注意
第2回 自然人(権利能力、行為能力、不在者の財産の管理と失踪宣告)
第3回 法人1(法人の目的の範囲、法人の不法行為責任)
第4回 法人2(法人の代表機関、法人格の否認、権利能力なき社団・財団)、物
第5回 法律行為1(公序良俗違反の法律行為)
第6回 法律行為2(法律行為の解釈、心裡留保、錯誤)
第7回 法律行為3(虚偽表示)
第8回 法律行為4(代理権濫用、利益相反行為)
第9回 法律行為5(代理権授与表示による表見代理、権限踰越による表見代理)
第10回 法律行為6(無権代理人の責任)
第11回 法律行為7(条件と期限)、期間の計算
第12回 時効1(時効の援用、時効の利益の放棄)
第13回 時効2(中断)
第14回 時効3(取得時効)
第15回 時効4(消滅時効)
授業外学習の課題 上記の各回(2回から15回)は使用するテキストである内田貴・山田誠一・大村敦志・森田宏樹編『民法判例集・総則物権(第2版)』(有斐閣)の目次に従ったものである。受講者は、民法の該当条文、民法総則のテキストの該当箇所、およびテキストの該当の判例をよく読んで参加しなければならない。
履修上の注意事項 予習していない場合には出席とは評価しない。

【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)対象科目にもなっています】
【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)のPBL科目です。】
成績評価の方法・基準 平常点50点、期末レポート50点
テキスト 内田貴・山田誠一・大村敦志・森田宏樹編『民法判例集・総則物権(第2版)』(有斐閣)2900円+税
民法総則の授業で使用したテキスト、六法
参考文献
主な関連科目 民事法の全科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
毎回の授業終了時に直接申し出ること。その場で必要に応じて説明の日時・場所等を設定する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部法律学科(演習) 2007~2016 3・4
法学部法律学科(演習) FLLA20803 2017~2017 3・4