授業コード 30031300 クラス
科目名 特別講義A(労働法をめぐる諸問題) 単位数 2
担当者 三井 正信 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 具体的な事例に即した生きた労働法の学習
授業の概要  この科目は、判例や具体的な事例に即して労働法の重要問題を学びます。労働法は皆さんが卒業後就職し雇用社会でワーキングライフを送っていくうえで、非常に重要なセーフティーネットを構成する法ルールとなっています。そこで、いずれ皆さんが就活や雇用社会で出会うことになるかもしれない重要問題をできる限り具体的にわかりやすい形で取り上げて授業を行い、実際に役に立つ形で労働法を学びます。就活やブラック企業対策にも役立ちます。
 なお、すでに、労働法関係の科目を履修した人にとっては、そこで学んだことが雇用社会において実際にどのような形で問題となるかという応用的な視点から学べるように、そしてまだ労働法関係の科目を履修したことのない人にとっては、具体的な事例を取り上げることによってこれからの体系的な労働法学習のイントロダクションとなるように授業を進めていきたいと考えています。
学習の到達目標 1.具体的な事例を通じて労働法の重要問題についての理解を深めます。
2.社会に出て働き始めた時に役立つ労働法の生きた知識を習得します。
授業計画 第1回 第1回:イントロダクション、業務命令とその濫用の判断基準
第2回 第2回:私傷病と労務受領拒否
第3回 第3回:黙示の労働契約の成立
第4回 第4回:男女同一賃金の原則
第5回 第5回:労働時間の判断基準
第6回 第6回:懲戒処分と懲戒権の濫用
第7回 第7回:成果主義賃金(年俸制)の仕組みと法理
第8回 第8回:職場におけるプライバシーの保護
第9回 第9回:過労自殺と労災補償・労災民訴・安全配慮義務
第10回 第10回:就業規則による労働条件の決定・変更
第11回 第11回:正社員と非正社員の労働条件格差とその是正へ向けての取り組み
第12回 第12回:プロ野球労働組合(労働組合と労働者概念をめぐる問題)
第13回 第13回:賃金減額と定額時間外賃金支払の合意(個別合意と労働条件変更)
第14回 第14回:採用内々定・採用内定の取消とその法的救済
第15回 第15回:セクハラ・パワハラをめぐる法律問題
授業外学習の課題 受講生はあらかじめ下記に示す教科書や参考文献などの授業でやるところを読んで予備知識をつけておくとともに、毎回授業で配布された参考資料やプリントを授業終了後にテキストと併せてもう一度よく読んで復習しておきましょう。また、労働法は社会経済の動きと密接に関連しているため、新聞等にも目を光らせておいてください。
履修上の注意事項 法律系の授業なので必ず毎回六法を持ってきてください。また、教科書も授業中に使用しますので一緒に持ってきてください。授業の最初に資料等を配布するので遅刻しないようにしてください。授業中の私語や居眠りは周りの人の迷惑となりますので決してしないでください。ちなみに、授業のうち2回(第11回目と第12回目)は具体的な事例紹介ということで最初にテーマに関するDVDを鑑賞し残り時間でそれを分析・検討する予定です。なお、これまで労働法を履修したことのない人にも理解できる形で分かりやすく授業を行う予定です。また、新たな重要問題の登場など労働法をめぐる状況次第では一部授業内容を変更する可能性がありますので、注意してください。
成績評価の方法・基準 期末試験(100%)
テキスト テキスト:三井正信『基本労働法Ⅰ』(成文堂):修大生協
*なお、毎回授業においては、補助教材として、講義レジュメと担当者の三井が執筆した判例研究ないし事例検討の文献などを配布します。
参考文献 *とりあえず担当者の三井が分担執筆している下記の書物を揚げておきます。
①角田邦重ほか(編)『新現代労働法入門 第4版』(法律文化社)
②村中孝史ほか(編)『労働判例百選 第9版』(有斐閣)
③土田道夫ほか(編)『労働法の争点』(有斐閣)
④石田眞ほか(編)『ロースクール演習労働法 第2版』(法学書院)
主な関連科目 労働法、社会保障法、民法、憲法
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、基本的に毎回授業の終了後の受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部法律学科(発展科目) 2007~2016 2・3・4
法学部法律学科(発展科目) FLLA30907 2017~2017 2・3・4