授業コード 30025200 クラス
科目名 特殊講義C(東アジアの国際政治) 単位数 2
担当者 王 偉彬 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 中国と東アジア
授業の概要  東アジアの国際政治が、かつて「中華秩序」を中心に展開されたが、西洋の侵入により「中華秩序」が崩壊し、日本の台頭や第一次と第二次世界大戦の結果により、東アジアの国際政治が再編された。
 戦後、東アジアの国際政治が、日米中関係及び朝鮮半島・台湾問題等を中心に展開されたといえる。
 アメリカは東アジア地域に属さないが、その莫大な力をもってこの地域に君臨している。戦後、アメリカは、社会主義体制の中国に対し「封じ込め」政策をとり、中国は、それを打破しようとし、これを軸に米中関係が展開されていた。日中関係や他の国際関係もそれに大きく影響されていた。
 
 戦後初期、米中関係や日中関係はいずれも対立、またはそれに近い状態にあった。1970年代以後、米中関係の緊張緩和や日中関係の正常化が実現し、それぞれの関係が安定したように見えるが、台湾問題等をめぐる米中関係の摩擦や、靖国神社問題や尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題をめぐる日中関係のぎくしゃく、さらに近年の緊張状態が続いてきている。
 また、朝鮮半島の南北問題や核問題も存在する。
 20世紀末期から中国の台頭が見られ、「中国脅威論」が叫ばれるようになったが、それに対し、日米同盟の強化や「中国包囲網」の作成が行われ、中国が軍備の増強でそれに対抗しようとしている。
 中国とアメリカ、中国と日本との関係を軸に、東アジアの国際政治が如何に展開され、これから東アジアの国際政治がどう変わっていくかを中心に解説する。
学習の到達目標 東アジア国際政治の構造を理解できるようになる。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 伝統的な東アジアの国際関係:「中華秩序」
第3回 西洋の衝撃と苦闘する中国
第4回 新中国の世界認識と外交
第5回 東アジアの同盟関係と米中対立
第6回 米中関係の変化
第7回 日中関係の変化
第8回 中国の「独立自主」外交
第9回 朝鮮半島の問題:南北関係と核問題
第10回 中日関係と歴史問題(1)歴史問題への異なる認識
第11回 中日関係と歴史問題(2)靖国神社問題
第12回 中日関係と尖閣問題
第13回 中国外交政策の再検討と21世紀の米中関係
第14回 中国と21世紀の東アジアの国際秩序
第15回 まとめ

(授業の進度や受講生の理解度により変更する場合がある)
授業外学習の課題 テキスト及び配布資料の予習と復習。
履修上の注意事項 「中国研究Ⅰ」と「中国研究Ⅱ」の履修が望ましい。

【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)対象科目にもなっています。】

【この科目は、グローバルコース(2017年度生)対象科目にもなっています。※ただし、一部の学部・学科では配当されていない場合があります。】
成績評価の方法・基準 ①課題小論文の作成と発表    30%
②期末試験           40%
③平常点(授業への取り組み等) 30%
テキスト ①中園和仁編『中国がつくる国際秩序』(ミネルヴァ書房、2013年5月)(部分利用)
②配付資料
参考文献 授業中に紹介する。
主な関連科目 中国研究Ⅰ・Ⅱ
平和学・地域研究演習AⅠ・Ⅱ
平和学・地域研究演習BⅠ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①授業終了前に設けた「質問の時間」に質問を受け付けます。
②相談は授業終了時に受け付けます。時間のかかる相談はメール(wangwb@shudo-u.ac.jp)で連絡してください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部国際政治学科(C群) 2007~2016 2・3・4