授業コード 10009500 クラス
科目名 マーケティング・リサーチ 単位数 2
担当者 川原 直毅 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 マーケティング・リサーチの重要性について(About Importance of Marketing Research)
授業の概要 2012年末、政権交代後、わが国経済はデフレ脱却を目途に景気対策、金融緩和など、いわゆるアベノミクスによって緩やかな回復基調にあるが、2014年4月の消費税8%増税後、未だ消費性向は上がっていない。一方、インバウンド消費もモノ消費からコト消費へ移行し、消費市場の変化は先行き不透明さがある。このような社会経済環境変化のなか、企業のマーケティング活動は売上げ確保、ますます多様化、個性化する消費者ニ一ズに対応するため、新商品開発に余念がない。また、とりわけ顧客満足(CS)を重視し、長期的観点から顧客との関係性をどのように構築すればいいのか模索している。
この講義では、まず企業活動としての実際のマーケティング活動について理解し、その前提となるマーケティング・リサーチの基礎、さらにマーケティング・リサーチが果たす様々な役割、手法について学ぶ。また、MRの事例から最近の消費者行動、ライフスタイルの変化について理解を深める。
学習の到達目標 マーケティング活動におけるMRの重要性が理解できる。MRの各手法について学べる。
新商品開発のロジカル・シンキングができる。
データ分析能力が身に付く。
レポートの作成力が身に付く。
日常の商品やサービスについて関心が持て、その着眼点が分かる。
授業計画 第1回 マーケティングとは何か(基礎知識の理解と最近の考え方)
第2回 企業活動としてのマーケティング(新商品開発を前提としたマーケティング)
第3回 マーケティングの今日的課題について(企業の観点、顧客の視点)
第4回 実践的マーケティングと顧客志向(マーケティングのロジックについて)
第5回 マーケティング・リサーチとは何か(必要性とマーケティングとの関係性)
第6回 マーケティング・リサーチの諸類型(消費者調査から動機調査、市場調査など)
第7回 マーケティング・リサーチの機能(機能的側面)
第8回 マーケティング・リサーチの進め方(目的と結果)
第9回 消費者の捉え方(イノベーション採用分類)
第10回 消費者分類と価値観(コーホート分析とVALS)
第11回 消費者ニーズとウォンツニーズ(コモディティ商品とライフスタイル商品)
第12回 データに見るマーケティング・リサーチの実際(POSデータの見方、分析)
~コンビニのPOSデータ解析の仕方~
第13回 PLCとマーケティング・リサーチ
第14回 アンゾフの成長ベクトルとマーケティング・リサーチ
第15回 マーケティング・リサーチの授業の総括とテクニカルタームの確認
授業外学習の課題 マーケティング、及びマーケティング・リサーチに関する文献はたくさんあります。特に、マーケティングとは何かについてはその定義そのものが研究者によって様々な観点から解説されています。授業では、私たちが消費者であるという立場から消費者需要を満たすという視点をベースにマーケティングを考えていきます。また、マーケティング・リサーチそのものも消費者需要を満たすという着眼点からその実際を見ていきます。授業は様々な文献をまとめてレクチャーするためノートをしっかり取ることが大事です。授業では、初歩的な文献を紹介しますので図書館で文献を参考書として活用すると、より理解が深まるでしょう。
また、この授業では、毎回、授業の理解度を見るために実際のマーケティング・リサーチデータを取りまとめる勉強をします。具体的には、私たち消費者に関係するデータの見方、読み方など分析を課題学習します。この課題は次回の授業の最初にデータの見方、専門用語の解説、トレンドなどを分かり易く説明します。
そのため、この授業では予習よりもむしろ復習をすることが授業の理解度を高めることになります。
マーケティング、マーケティング・リサーチを初めて受講する学生にも、専門用語はもとより、私たちが生きている時代背景にある商業問題、経済問題、消費者動向、トレンドなどが具体的に学べます。
履修上の注意事項 マーケティング・リサーチの手法を学ぶために、授業の終わりに消費者分析、トレンド分析などの資料を配布します。この資料を取りまとめることにより、マーケティング・リサーチの具体的手法を学ぶと同時に分析能力向上を目指します。また、次回の授業の開始時に資料の要点を板書します。
授業中の私語は他の学生の迷惑となりますので、止めてください。また、授業中のスマホの操作(ゲーム、ラインなど)は一切禁じます。このルールに違反した学生は直ちに退出を命じます。また、受講拒否と見なし、除籍処分とします。さらに、サングラス、帽子などは特別な理由がない限り、止めましょう。

【この科目は、地域イノベーションコース(2014年度以降生)対象科目にもなっています】
成績評価の方法・基準 定期試験(80%)、データ分析ワークシート(20%)によって評価します。
1/3以上の欠席は評価の対象としない。就職活動生は事前に欠席届を提出すること。
テキスト 講義に必要な参考資料は適宜配布します。
また、リサーチデータは毎回プリントして配布します。
参考文献 『現代日本企業の経営学』ミネルヴァ書房2004年
『はじめての国際商学』フタバ図書2004年 その他、参考文献は随時、紹介します。
主な関連科目 マーケティング論、マーケティング戦略論、流通論、ブランド戦略、地域商業論
マーケティング・マネジメント
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.毎回、授業中、理解したか否か、学生に問いかけます。遠慮なく質問して下さい。
2.授業終わりにも質問を受けます。
3.授業の空き時間なら遠慮なく研究室に来て下さい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(C群) 2007~2016 3・4
商学部経営学科(C群) 2011~2016 3・4